6月の本
2011年06月16日 | 本
先日のお味噌作りで
我が家にある一番大きな鍋と、
その次に大きな鍋を二つ並べて大豆を煮ました。
始めの頃は、白いモコモコした灰汁が
お豆を隠すほど出てくるのですが、
今回は鍋の中央を横断するような形で高く盛り上がったのが
何度か出来ました。
アルプス連峰をおもわせる立派なものもありました。
中央に突き出した山は常念岳のよう・・・そんなふうに しばし眺め、
そしてお玉ですくい取るのを繰り返します。
:::::::::::
*常念岳が気になった方はmt77さんのブログへどうぞ⇒☆
私は、松本から望む山々の景色をこちらで拝見しています。
:::::::::::
大豆が柔らかくなった頃、写真を撮るのをすっかり忘れているのに気がつきました。
時間はたっぷりあったのですが。
本を読みながら鍋のお守りをしていたので、カメラにまで気が廻りませんでした。
台所の隅で、すっかり引き込まれてしまったのは
『アマガエルとくらす』 *たくさんのふしぎ傑作集* 福音館書店
山内祥子 文
片山 健 絵
図書館の児童コーナーの“季節のおすすめ本”で見つけた本です。
カエルが特別好きなわけではありませんが
小さくてきれいな緑色のアマガエルは
何度か手に乗せて、お腹などなでてみた事があります。
3年続けて、山内さんの家の洗面所に
カエルがやって来くる。
この始まりからして、私にはとっても不思議なことです。
片山さんの絵も、カエルと向き合う山内さん視線も、
とても瑞々しく、素敵で、引き込まれました。
アマガエルが脱皮することや、十年以上も水槽の中で暮らしていたことに驚きましたが、
それよりなにより、山内さんが
楊枝の先にハエをつけてカエルに食べさせてあげるトコロ。
ためらいの無い姿に、妙に心うたれました。
どこからとも無く聞こえてくる
カエルの声を聞きながら~
この季節にぴったりの一冊だなぁと思います。
作者プロフィールに
山内祥子さんが長野県出身で、松本女子師範学校卒業とありました。
最近、続けてみているNHKのドラマの主人公とほぼ同時期に同じ学校に通っていらした方なのです。
(ドラマはフィクションですけれど。)
鍋の中のアルプスの山々から、
ここでもちょっと不思議なつながりを感じて。面白いです。
:::::::::
そして、また別の日に
図書館の同じコーナーで魅力的な一冊と出会ってしまいました。
『はだかのカエルとはだしのライオン』 講談社
作・絵・デザイン/ささめやゆき
こちらに登場するカエルはアフリカクロツメガエル。
アフリカクロツ
メガエルは悩み
おおき楽天家。
アフリカライオ
ンは快楽主義の
さみしがりや。
ことばは ほんの少しですが
絵もデザインも全て
とても好きです。
6月 いい出会いがありました。
我が家にある一番大きな鍋と、
その次に大きな鍋を二つ並べて大豆を煮ました。
始めの頃は、白いモコモコした灰汁が
お豆を隠すほど出てくるのですが、
今回は鍋の中央を横断するような形で高く盛り上がったのが
何度か出来ました。
アルプス連峰をおもわせる立派なものもありました。
中央に突き出した山は常念岳のよう・・・そんなふうに しばし眺め、
そしてお玉ですくい取るのを繰り返します。
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*常念岳が気になった方はmt77さんのブログへどうぞ⇒☆
私は、松本から望む山々の景色をこちらで拝見しています。
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大豆が柔らかくなった頃、写真を撮るのをすっかり忘れているのに気がつきました。
時間はたっぷりあったのですが。
本を読みながら鍋のお守りをしていたので、カメラにまで気が廻りませんでした。
台所の隅で、すっかり引き込まれてしまったのは
『アマガエルとくらす』 *たくさんのふしぎ傑作集* 福音館書店
山内祥子 文
片山 健 絵
図書館の児童コーナーの“季節のおすすめ本”で見つけた本です。
カエルが特別好きなわけではありませんが
小さくてきれいな緑色のアマガエルは
何度か手に乗せて、お腹などなでてみた事があります。
3年続けて、山内さんの家の洗面所に
カエルがやって来くる。
この始まりからして、私にはとっても不思議なことです。
片山さんの絵も、カエルと向き合う山内さん視線も、
とても瑞々しく、素敵で、引き込まれました。
アマガエルが脱皮することや、十年以上も水槽の中で暮らしていたことに驚きましたが、
それよりなにより、山内さんが
楊枝の先にハエをつけてカエルに食べさせてあげるトコロ。
ためらいの無い姿に、妙に心うたれました。
どこからとも無く聞こえてくる
カエルの声を聞きながら~
この季節にぴったりの一冊だなぁと思います。
作者プロフィールに
山内祥子さんが長野県出身で、松本女子師範学校卒業とありました。
最近、続けてみているNHKのドラマの主人公とほぼ同時期に同じ学校に通っていらした方なのです。
(ドラマはフィクションですけれど。)
鍋の中のアルプスの山々から、
ここでもちょっと不思議なつながりを感じて。面白いです。
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そして、また別の日に
図書館の同じコーナーで魅力的な一冊と出会ってしまいました。
『はだかのカエルとはだしのライオン』 講談社
作・絵・デザイン/ささめやゆき
こちらに登場するカエルはアフリカクロツメガエル。
アフリカクロツ
メガエルは悩み
おおき楽天家。
アフリカライオ
ンは快楽主義の
さみしがりや。
ことばは ほんの少しですが
絵もデザインも全て
とても好きです。
6月 いい出会いがありました。
生きたコオロギを食べさせていました)^O^(息子が。
水槽に網を被せていたのですが、どうも夜中に出歩いてる形跡が・・・戻るところがすごいと思っていました^^
飼っていらしたのですね!カエル♪
おおーコオロギですか。息子さん、さすがですね!
小動物好きの友達と、ハリネズミや小型のミミズクが可愛いね~とたびたび話題になるのですが、食べ物が生きていないと…という所でいつも話が終わります・苦笑
>戻るところがすごいと思っていました^^
↑山内さんは、カエルを庭に放したのに
様子を見守っていた山内さんの膝の上に戻ってきたらしいです。
カエルってかえってくる!?~~;
コテージ泊をしたら・・・・
一緒に行ったこどもたちがみな、カエルの大小をわしづかみにして、
かわいーとなでていました。
お願い近寄ってこないで~と遠巻きに手足観察。
案外、かわいかったです♪
下の絵本、なるほどー、まつかぜさんっぽいですね!
昨年は、図書館で『図鑑NEO』を借りてきたり…
やっぱり、この季節はカエル!なのかもしれません・苦笑
>カエルの大小をわしづかみにして・・・
おう~、さすがですね~
どんな姿のカエルだったのかしら?
私も観察してみたいデス。(きっと、へっぴり腰で、ですが^^;)
ささめやゆきサンの本、登場するカエルとライオンのような人に、心当たりがあるんです・笑