まつかぜ日記

暮らしの中で思うこと

香りの散歩道 (追記・写真あり10/18)

2009年10月11日 | 散歩の途中
金木犀が咲いています。

金木犀は、こんなにも印象深い香りなのに
短い花の時間が過ぎると、私はすぐにその木の場所を忘れてしまって
また一年、季節が巡ってくるまで、すっかり金木犀のことを考えずに
暮らしてしまうのです・反省

土曜日の午前中に
家の近くの、いつもの道を歩いていると、香っています。
"蝋梅と赤いバラのお宅”の金木犀が満開でした。
そして、また少し歩くと
今度は柴犬の花ちゃん(私が勝手につけた名前ですが・苦笑)
のお庭の奥にもありました、金木犀。
そして、その斜向いの広いお宅にも。。。

一週間続いた秋の雨があがり、いっせいに花が開いたのでしょうか。
私のいつも歩く「帰り道」は「金木犀通り」だったんです。
今年はじめて気がつきました。

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『さんぽの手帖』を読んで、フットパスというコトバを知りました。
英国のフットパス・・・いつか歩きに行けたら。
憧れます。
・・・・でも今は、とにかく歩きに出かけましょう、ということで
『まちだフットパスガイド』を手に入れて、鶴川から玉川学園を散歩してみることにしました。

鶴川の駅に着いて、踏切を渡り
何気ない人家も多い"普通の道”を少し歩くと突然に
稲刈りくを半分ほど終えた田んぼが目に飛び込んできました。





日の光をいっぱいに受けて、黄金色に輝く稲が揺れて。
隣には緋色と濃い牡丹色のケイトウの花が隙間なく咲いていて。
思いがけない美しい景色を、
こんなに近くで見られるなんて、幸運でした。

その後は、急な坂を上って行きます。
台風の爪あと残るコスモスの群生、
収穫が終わった柿畑、時々遠くに町並みを見下ろし。
出発前は、万全とはいえない体調だったはずなのに
刻々と変わる景色が楽しくて、
どんどん、どんどん歩きたい。
大きな歩幅で先に進みたい。と思うのでした。



そして、その里山の道にもずーっと金木犀が香っているのです。

今年の金木犀の時間、忘れられないなぁと思います。

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柿木畑付近のマンホール。
ずーっと、町田市を歩いていたのだと思っていましたが
このマンホールは川崎市のものとわかりました・苦笑
中央は「市民の花」のつつじ。周りは「市民の木」の椿。

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2 コメント

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金木犀・第二弾? (くっちゃ寝)
2009-10-16 11:25:49
今年、近辺の金木犀事情がいつもと違います。
9月の終わり頃に金木犀が香り始め、今年は早いなあ
と思っていたら、いつの間にか終わってしまいました。
ところが、今ごろになってまた香りが漂い始めたのです。
見ると、やはり花が咲いています。
9月に咲いて、また咲き始めてる!?
2度金木犀の季節を迎えるのは嬉しいけれど、
これも異常気象の影響なのでしょうか。
ちょっとフクザツな気分・・・。

そうそう、鶴川って武相荘のあるところですよね?
今でも長閑な風景が残っているのですね。
東京方面へ行ったら、私もぜひ訪ねてみたいです♪
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くっちゃ寝さん (まつかぜ)
2009-10-16 15:11:28
こんにちは。
そうなのです。先月、金木犀の開花のことが、いくつかのブログにあって。
あれ?私は今年の金木犀に気づかなかったのかしら?と思っていたのです・苦笑
やはり、異常なのでしょうか、この頃の地球は。

>鶴川って武相荘のあるところですよね?
はい。その鶴川です。
今回の散歩コースは武相荘とは
駅をはさんで反対側にあるのですが、
どちらもup-down の多い地形です・汗
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