まつかぜ日記

暮らしの中で思うこと

スイート

2007年02月14日 | 
昨日の夜、小さな本を読みました。
この所、時々繰り返して手にする本です。

『モザイクの馬』-講談社-

馬に関わる18のお話。
rucaさんが紹介されていたのを読んだあと、すぐに図書館で見つけたのです。

*そして、ずっとお借りしています・・・

実は、夫の誕生日にどうかなぁ-と。
でも、やはりこれは「自己満足」なだけ?と考えているうちに時間が過ぎていってしまい。手配できないまま「その日」は終ってしまいました。(近くの本屋さんでは見つけられなかったのです)


本に納められた小さなお話には、ふわわっと心をくすぐられます。

きょうは St. Valentine's Day  
あ・ま・い お話を一つご紹介します。

スイート

 ぬいぐるみの馬、古くなって、食べこぼし
をつけられたりして、ずいぶんよごれました。
「きたないわねえ」と持ち主は、ある朝、ポ
イと捨てちゃいました。ポリバケツの上で泣
いている馬を、野良猫がみつけました。なめ
てみました。涙でしおからい馬でしたが、な
めているうちに甘くなり、そしてきれいにな
りました。「くすぐったいよ」と、馬が笑い
ました。猫は馬を、ねぐらに連れて帰り、ス
イートと名づけて、仲よく暮らしました。



 ね?(笑)

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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
私も好き (いなり)
2007-02-15 22:19:24
とにかく全てのお話みてみたくなりました。娘にも見せたいです!読むと言うより見たい!と感じました。絵本は昔から結構好きですがこの絵本は知らなかったです!良いのを教えてもらいました。ありがとう
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わたしも! (フラニー)
2007-02-15 23:07:24
この絵本好きなんです。そして持っているんですよ♪
馬のお話(木馬・ロバ含む)は、思えば好きなお話が多いんです。
この短いお話たちがまたいいんですよね!
そして、すぐにいい具合に忘れてしまうところがまたよくて、こうして書いてもらうとそうだった・・・と改めて楽しめてしまう。
引っ張り出してきて、また読んでみましたよ。
ありがとうございます♪
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いなりさんへ (まつかぜ)
2007-02-16 10:43:56
おはようございます。
そして、コメントありがとうございます。
いつもの(?)和田さんの絵とはちょっと感じが違うかなぁ~と思うのですが、大きさも含めて素敵な一冊だと思います。
お嬢さんと楽しんでみてください
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フラニーさんへ (まつかぜ)
2007-02-16 10:56:25
おはようございます。

>すぐにいい具合に忘れてしまうところがまたよくて
そうなんですよね(笑)
少し時間を置いて手にとると、また新しい気持ちで楽しめるのですね。
やはり、自分の一冊を持たなくてはいけませんね!
(図書館の本はお返ししなくちゃいけないですし。苦笑)
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ほんとそうなんです (ruca)
2007-02-16 11:01:12
まつかぜさん、おはようございます。

TBだけ送っておいて‥コメントの返事も、コメントも
しないままですいません。

↑でフラニーさんがおっしゃるように、ほんと
「すぐにいい具合に忘れてしまうところがまたよくて」
の本なんです。

私も自分で記事にしておきながら、どんなことを
書いたのか、もう一度読み直して見るまで
思い出せませんでした(笑)。

だからまた、新鮮な気持ちで、一話一話楽しむ
ことができるって‥ちょっと言い訳も入っていますが、
でもでも、そばにあると、ちょこっと読めて
嬉しい本です。
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rucaさんへ (まつかぜ)
2007-02-16 22:50:49
こんばんは。
物語の文字数、分量がその魅力を作りあげる大切な要素の一つだという事、痛感いたしました。
そして、絵本の場合は大きさも重要ですよね?
色々な角度から、くすぐられる本ですね。
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