まつかぜ日記

暮らしの中で思うこと

都電もなか

2005年08月10日 | 心おぼえ
昨日、夫が鞄の中から小さな箱を1つ出してきた。会社の人から頂いたお土産?らしい。
そういえば私、この“都電もなか”の存在は知っていたが手にするのは初めてだ。
よく見ると運転手さんや、座席の人の後姿、つり革なども印刷されていてなかなか可愛い。
ああ、こんな黄色に赤い線が入っていたなぁと思い出してくる。

幼い頃、家の前の道を都電が走っていた。
見慣れたはずの電車だったが、乗る時はいつも物凄く嬉しくて
窓の景色は勿論、乗り降りする人の様子も興味津々で見ていたように思う。そして運転手さんがチンチーンと鐘を鳴らすのを必ずチェックしていた。
その頃都電に乗って出かける所は大概、荒川遊園地だったのだから嬉しいのは当たり前なんだろうが、いくら考えても遊園地で遊んだ記憶はほとんど思い出せない。
路面電車のほうが魅力的だったのかな?(子供って、こんな風に大人の思いとは違う所で喜んでいたりしますよね?)

路面電車が東京のもっと色々な所を走ってくれたらいいのに、と思う。排気ガスも出さないし、路上駐車もない。何より自動車を中心とするテンポが崩れればもう少し住み心地が良くなるかもしれない。なんて。。。

話を戻して---
肝心の最中は、皮にも電車のディテールが素朴に表れていて、餡の中心にはギュウヒも入っていた。
さっぱりとした甘さで私好み!夫に半分残しておこうと思いながら、ついつい全部食べてしまった。ハ、ハ、、、