縄文の風

「北黄金貝塚公園」を中心に
噴火湾沿岸の遺跡情報を発信します。

「縄文土器」の解読がおもしろい。

(27土器ガ)加曽利B式土器(関東・縄文後期)

2023年07月21日 | 縄文ガイドブック

1、土器の解説

群馬県嬬恋村今井東平遺跡出土の縄文後期の土器です。異型で異質な土器ですが「意味」があるはずです。

「黒い色の土器」は祭祀用で死者の「送り」の時に使用したものと想像しています。

気になるのは「土器の上に飛び出た二つの突起」でした。

2、土器の解明

・嬬恋村の景観地として「滝」(瀬戸の滝)がすぐに探せました。

・土器は特別な土器で区分も「天空」「天道」「地上」に分けて考えました。

・「天空界」は「地上界」の逆さまだと言われていますので、土器を逆さまにしたところ「滝」で水の落ちる姿が突起部分と思われます。

・「天道界」は「空」のところと言えます。

・「地上界」は色々と景色が描かれていますが、判断できません。多分、現実の世界の地上界(山や川)などが描かれていると思います。本物の土器をじっくりと見たいものです。

 

大きさのちがう土器がありました。形が同じです。滝もちがう滝を見つけました。

思う事

形が同じという事は同じところにいる人という事になります。

それにしても今後も課題にするべき土器と考えます。

縄文楽  浄山

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