1、東京都東久留米市・向山遺跡
・表面の筋は貝殻の縁で擦った条痕文。丸底に作り上げた後に指で押し上げてくぼませ平底のようにしている。尖底から平底に移り変わる証拠となる土器。
・都心から約25キロ離れた武蔵野台地の中央部にあり・・・。
・土地全体は西から東へかけゆるく傾斜しており、この傾斜断面から湧水が豊富に湧き出します。
以上は、向山遺跡周辺の地形の様子です。
2、土器から見える事
・「口縁部」の凸凹したのは、森林に周りを囲まれている地域とします。
・「胴部」の縄文模様は、草原であり水が豊富で自然が広がっている場所です。
・「底部」は、広く平らでどこまでも続く台地状の土地だと思います。
・土器と写真(東久留米市の自然)を比べて、なるほどと思われる方はいるでしょうか?
3、思う事
・底部が「平ら」で広がっている土器は、台地の広がりを「土器底部」に表していると思います。
・「鉢型土器」は「河川流域」という意味もあると考えられますが「課題」です。
「おらの世界を土器に表す」そして「大地」に感謝する。
縄文楽 浄山
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