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1、土器の解説(東久留米市自由学園南遺跡)
・口縁部に平行する二本の隆帯に・・・。
・そのなかにワラビの芽のような渦巻きが横つらなりになっているのが加曽利式E式の特徴
・土器全体に付くのは撚糸文。次第に縄文へと換わる。
・この土器にはくびれにすのこを置くと蒸し器になる。
このような解説文があります。
2、土器を解読する
・遺跡の近くまで海が入りこんでいたと考える。撚糸文の模様が海の波を表しているとも考える。すると、海が近くまであったということになる。
・干満の差があるという模様のあることは、入江か河口であったであろう。
・器形が細くなったり太くなっているのは、環境の違いがあるからと捉える。狭く、広く・狭くというように地形が変化しているものと思う。異論もあるだろう。
・土器の底が「丸底」は浅い平らな地形を思い浮かべる。
3、思う事
・近くまで海があったという前提で、干満の差のある土器と設定したが、別な解釈もあるかと疑う。
・「加曽利式土器」というのは、東京湾周辺で生活している人が湾の干満を生活環境としている人の土器で、上部に「干満の印(ワラビの芽の渦巻き)」が描かれている。
「おらの世界を土器に表す」(東京湾を生活の場にしている人の世界)
縄文楽 浄山
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