保存鉄道車両巡りの旅2

鉄道車両の静態保存車を紹介するブログです。

木古内町 資材置き場のオハフ51

2012-09-28 17:20:00 | 渡島・檜山(北海道)

場所:木古内町太平 某会社敷地内
保存車両:オハフ51-5002
(2012年9月28日訪問)

木古内町の山の中にある事業所に置かれている車両です。
快速海峡用に改造された51系5000番台客車です。物置や資材倉庫に利用されているようです。


元は50系客車の北海道型であるオハフ51で、海峡線での使用に当たり冷房化や座席の交換が行われています。
そしてこの車両で特筆すべき点は、1999年7月に江差線泉沢~札苅間で事故により脱線し廃車されたことです。事故後間もない1999年8月に除籍され、程なくしてこの場所に置かれたようです。


側面の一部がベコベコになっていますが、これは脱線した際に架線柱へ激突した箇所だそうです。窓ガラスも破れ、全く修復すること無く置かれています。
濃い青色の部分は、ドラえもんステッカーを塗り潰した箇所と思われます。

この車両がある場所は、JR木古内駅を出て駅前通りから国道278号線へ出て函館方面へ進みます。約2km強進むと山側にローソンがあります。そのローソンから300m程函館方へ進むと山側へ入る道路の踏切があります。踏切を渡り北海道新幹線の高架をくぐってからすぐ左折し、道なりに1km程進むとあります。
車両は敷地内にあるためルールを守った見学をお願いします。

2017年10月29日 現存を確認

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