場所:台湾 台南市體育路 體育公園(体育公園)
保存車両:CT251、DT652
(2015年4月19日訪問)
台南市にある体育公園に保存されている車両です。台湾鉄路管理局の台南駅からは3km程離れています。
1935(昭和10)年に三菱重工でC55 1として製造され(日本本土のC55 1とは別の車両)、当時日本の統治下にあった台湾へ渡りました。第二次世界大戦後にCT251へ改称され、1980年頃まで活躍しました。
なお、台湾高雄市のCT259と番号が取り違えられてしまい、この機関車は実際にはCT251です。そのためこのページではCT251として紹介しています。
なお、高雄市のCT259は現在は元の番号に復元されています。つまり、機関車のナンバープレートだけ見ればCT259が2両居ることになります。
美しいスポーク動輪が間近で見られます。機関車自体はあまり手入れされていない感じですが、余計な装飾や色入れが無いためこのような姿もいいのかもしれません。
日本のD51と同型のDT652です。1940(昭和15)年に汽車会社で製造され台湾へ渡りました。日本統治時代は「D51 2(本土のD51 2とは別物)」を名乗りましたが、戦後にDT652へ改称されています。
形態は日本本土の標準型とほぼ同じです。テンダーも台枠付きで台車は板台枠であるなど戦前一般型と同等です。
鉄道模型ならフロントのカウキャッチャーを取り付ければ簡単に異国の車両に仕立てられるので、お手軽な題材ではないでしょうか。
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