保存鉄道車両巡りの旅2

鉄道車両の静態保存車を紹介するブログです。

芦別市 三井芦別炭鉱の車両たち

2013-10-02 16:59:00 | 空知(北海道)


場所:芦別市本町17-2 芦別市立図書館
保存車両:三井芦別炭鉱有線電車、同人車、同鉱車
(2013年10月1日訪問)

芦別市中心部の図書館前庭で保存されている車両です。近年再塗装が行われたようできれいな姿です。
先頭は「No,7」と表記された8t有線電車(電気機関車)です。炭鉱の坑内で働いていたもののようで、バテロコにパンタグラフが付いたような外観です。


こちらは坑内へ作業員を運んだと思われる人車(無番号)です。
台車にサスペンションが無く座席下にサスペンションが付いています。逆転の発想といいますか面白い形態です。


鉱車は2両ありますが、それぞれ形態が異なります。こちらは「78512」と番号が刻印された車両です。舟底形の車体です。


こちらは「71048」と刻印された車両です。先程の舟底形鉱車より背が低くなっていますが、こちらは側面のアオリ戸を開いて積荷を降ろせるようになっています。


後部から全体を眺めた様子。手前のブルーシートを被っている物体はモーターカーだそうです。
冬期には車両がシートで覆われるため見学出来ません。

(2015年6月25日追記)
モーターカーは撤去されたのか姿がありませんでした。どこかで保存されているのかもしれませんが、この地にはもうありません。

2022年7月21日 モーターカー以外の現存を確認


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