保存鉄道車両巡りの旅2

鉄道車両の静態保存車を紹介するブログです。

【台湾】新北市 平渓線菁桐駅のナローの機関車

2013-01-31 21:32:00 | 台湾


場所:台湾 新北市平渓区菁桐里菁桐街
保存車両:ディーゼル機関車、鉱車(いずれも番号不明)
(2013年1月23日訪問)

平渓線の終着駅である菁桐駅の近くで保存されている車両です。
屋根の下に黄色い機関車があるのが見えますか?私は最初物置小屋だと思って気付かずに通り過ぎ、ふと振り返った際に「物置小屋から線路が飛び出している?」のが見えたため機関車を発見しました。


とんでもない状態で、機関車本体にまで落書きされています。
この菁桐駅や平渓線は、台湾映画「台北に舞う雪」の舞台になりました。劇中で菁桐の商店の軒先に竹筒を吊るす様子があります。そのシーンを真似するように観光客が願い事を書いた竹筒をどんどん吊るしてこの有様です。日本の絵馬のようなイメージです。
観光客がどんどん名刺を貼ってゴミ屋敷同然になった北海道帯広市の幸福駅と似たような境遇でしょうか?


機関車は日本の加藤製作所で作られたもので、この付近の鉱山で活躍していました。軌間610mmか762mmのナローゲージです。キャブが低いのは鉱山のホッパーの下へ潜る必要があったからでしょうか。
機関車の後ろに木製の鉱車が1両あるはずですが、画像では分かりません。


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