場所:栃木県下野市小金井5丁目22-1 日酸公園
保存車両:クモエ21001
(2018年3月15日訪問)
JR小金井駅から500m程離れた公園に保存されている車両です。
クモエ21001です。救援車かつ旧型国電の保存車は貴重な個体です。
屋根が設けられ、片側にはホームが設置されています。
車体は近年塗装されたようで大変きれいな状態でした。
「けがした電車を助けた電車」として紹介されています。
クモエ21001はクモハ11形を両運転台に改造し、側面に広い搬出扉を取り付ける改造が行われています。
クモエ21形はこの車両以外にも4両存在したそうですが、両運転台と側面の搬出扉は共通しているものの細部は異なっていたようです。
こちら側の前面には貫通扉がありません。
改造車らしく、運転台窓と助士側窓の大きさや高さが異なっています。
ホームがある側の側面です。広い搬出扉が目立ちますが、Hゴム支持の側面窓が不揃いに並ぶなど怪しげな雰囲気です。
Hゴムは塗りつぶされたのか代用品に交換されたのか、車体と同じ色になっています。
ホームの下側に説明板があります。
けがした電車を助ける電車が、保存会に助けられたというように書かれているのが面白いです。
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