保存鉄道車両巡りの旅2

鉄道車両の静態保存車を紹介するブログです。

【大阪】大阪市 交通科学博物館の車両たち(その2)

2013-10-26 00:56:00 | 大阪・兵庫


場所:大阪府大阪市港区波除3丁目11番10号 交通科学博物館
保存車両:多数(画像と共に紹介)
(2013年10月10日訪問)

その1からの続きです。
※2013年10月に訪問した時点での様子を紹介しています。

EF52-1です。先頭のデッキに上がる事が出来ますが、運転台へは立ち入り出来ません。この車両も狭い場所に収容されているため撮影に苦労します。


アメリカ・サンフランシスコのケーブルカーです。1959(昭和34)年にサンフランシスコ市から大阪市へ寄贈され、交通科学博物館で展示されるようになりました。


ここからは屋外展示になります。
DD54-33です。DD54は1966(昭和41)年より製作されたディーゼル機関車です。詳しい事は皆さんご存知かと思いますので省きますが、頻発する重大故障により非常に短命だった機関車です。しかし西ヨーロッパを思わせる流麗な外観からか今でも根強い人気があります。
現存するDD54は、この33号機のみです。


DD13-638とDF50-18です。どちらも後にDE10、DD51へと発展を遂げるディーゼル機関車の歴史を語る上で不可欠な存在です。
DD13-638は「重連型」で、総括制御用のジャンパー栓や元空気ダメ管、釣り合い管が装備されています。


7105「義経」です。北海道の幌内鉄道が1880(明治13)年にアメリカから輸入した機関車です。通常はガラスケースの中で大切に保存されています(ガラスの外からの見学になります)。年に数日のみケースから外へ引き出され展示されるようです。
なお、この機関車は現在でも重油専燃ではありますが動態保存可能となっています。

(その3)へ続く。