保存鉄道車両巡りの旅2

鉄道車両の静態保存車を紹介するブログです。

森町 某業者のヨ8000

2012-09-29 21:39:00 | 渡島・檜山(北海道)

場所:森町赤井川197-1
保存車両:ヨ8045
(2012年9月28日訪問)

森町の国道5号線沿いに保存されている車両です。リサイクル業者の敷地内に置かれています。


敷地の周囲は塀で囲われていますが、この車両がある部分のみ塀が低くされており国道から良く見えます。まるで展示されるかのように置かれています。
特筆すべき点は、足回りがほぼ完全に残っていることです(レールに載っているかまでは未確認)。


消えかけていますが「函ハコ」「8045」の標記が残ります。

2017年10月29日 現存を確認

北斗市 日本セメント5号機関車

2012-09-29 13:47:00 | 渡島・檜山(北海道)


場所:北斗市押上1丁目3 北斗市総合体育館
保存車両:日本セメント専用線5
(2012年9月28日訪問)

北斗市(旧上磯町)で保存されている機関車です。JR上磯駅からは1km程離れています。


かわいらしい屋根の下に保存されています。
この機関車は、かつて上磯駅から分岐した日本セメント専用線で石灰石輸送に使われていました。大正12(1923)年に製造され、専用線が廃止される昭和63(1988)年までの60年以上に渡り活躍しました。


模型ファン向けに真横からの撮影。好ましいスタイルの小さな機関車です。しかし保存状態はガラスが無くなるなど若干荒れています。


鉱山で採れた石灰石を満載して麓の工場へ輸送するという事情から、通常のブレーキとは別に電磁吸着ブレーキを備えます。
ごく簡単に説明すると、電磁石に電気を流しレールに吸いつけることでブレーキ力を得るものです。国鉄EF63に備えられていたことが有名ですね。

現在もセメント工場は稼動していますが、専用線は廃止されベルトコンベアで石灰石を運んでいます。
2017年10月29日 現存を確認