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ホタルの独り言 Part 2

ホタルの生態と環境を52年研究し保全活動してます。ホタルだけでなく、様々な昆虫の生態写真や自然風景の写真も掲載しています

オオトラフトンボ(羽化個体)

2017-05-24 22:55:42 | トンボ/エゾトンボ科

 オオトラフトンボ Epitheca bimaculata sibirica Selys, 1887 は、エゾトンボ科(Family Corduliidae)トラフトンボ属(Genus Epitheca)の北方系トンボで、北海道と本州(長野県以北)に分布し、北海道や青森県等では、平地の池でも見られる。その他の地域では、標高の高い寒冷地の山岳地域の森林に囲まれた池に生息しているが、局所的で数も少ない。早い地域では5月中旬頃から羽化し、未熟な個体は、池から離れた林内で生活し、成熟すると池に戻り、繁殖活動を行う。同属のトラフトンボ Epitheca marginata (Selys, 1883)に似るが、一回り大きい。
 オオトラフトンボは、環境省RDBに記載はないが、宮城県と群馬県のRDBでは絶滅危惧Ⅰ類に選定され、栃木県のRDBでは絶滅危惧Ⅱ類、秋田県、山形県、長野県では準絶滅危惧種に選定されている。

 オオトラフトンボの撮影は、過去に日光白根山で行い記事「オオトラフトンボ」として掲載しているが、未成熟個体の写真であったため、その後、成熟個体の飛翔と産卵の様子を収めようと思いながら達成できずにいた。今回、独自の調査方法で新たな生息地を見つけ、撮影を試みた。
 池に到着後、周囲を探索すると、いくつもの羽化殻を発見。面白いことに、ほとんどが水辺から数メートル、遠いものでは7mも離れており、羽化殻は極めて狭い範囲にまとまって見られた。 ほとんどが背の低い葉(シダ等)の葉裏であり、地面は乾燥した場所であった。
 ムカシトンボは、羽化の一か月前くらいに上陸して、川から数メートルも離れた場所で羽化するが、他のトンボの仲間では、ほとんどが水辺である。今回観察した事実は、オオトラフトンボ特有の行動なのか、あるいは地域特性なのかは、他のオオトラフトンボ生息地との比較をしなければ分からないが、いずれにせよ、オオトラフトンボの生態における新たな発見であると思う。

 この日は、羽化したばかりの個体と羽化不全の個体が見られたが、成熟個体は捕食行動で飛び回っていた1頭のみを見かけただけであった。おそらく、羽化したばかりの個体が多く、それらは羽化水域からかなり離れた林に移動して生活をしているものと思われる。自宅からの距離は遠いが、素晴らしい環境の生息地を見つけたので、次の課題は、飛翔と産卵の撮影である。尚、翌週に再訪問し、何とか撮影が叶っている。オオトラフトンボ(飛翔と産卵)

 以前採集者が入り、多くのオオトラフトンボを採集していったと地元の方から伺った、ようやく、個体数も増え始めたとのことである。従って、本ブログでは撮影地の記載をしていない。またお問い合わせにもお答えできないのでご了承願いたい。

お願い:なるべくクオリティの高い写真をご覧頂きたく、すべて1024*683 Pixelsで掲載しています。Internet Explorerの画面サイズが小さいと、自動的に縮小表示されますが、画質が低下します。Internet Explorerの画面サイズを大きくしてご覧ください。

オオトラフトンボの写真

オオトラフトンボ
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4 / 絞り優先AE F5.6 1/400秒 ISO 200(撮影日:2017.5.20)

オオトラフトンボの写真

オオトラフトンボ
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4 / 絞り優先AE F5.6 1/500秒 ISO 200(撮影日:2017.5.20)

オオトラフトンボの写真

オオトラフトンボ
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4 / 絞り優先AE F5.6 1/500秒 ISO 200(撮影日:2017.5.20)

オオトラフトンボの写真

オオトラフトンボ(羽化不全)
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF90mmF/2.8 Di MACRO1:1 / 絞り優先AE F5.6 1/640秒 ISO 200(撮影日:2017.5.20)

オオトラフトンボ(羽化殻)の写真

オオトラフトンボ(羽化殻)
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF90mmF/2.8 Di MACRO1:1 / 絞り優先AE F5.6 1/500秒 ISO 200(撮影日:2017.5.20)

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カラカネトンボ

2017-05-21 21:00:15 | トンボ/エゾトンボ科

 カラカネトンボ Cordulia aenea amurensis Selys, 1887 は、エゾトンボ科(Family Corduliidae)カラカネトンボ属(Genus Cordulia)のトンボで、タカネトンボやエゾトンボ等のエゾトンボ属に似ているが、カラカネトンボ属として分類されている。オスは、尾部下付属器が上付属器よりわずかに短いだけなので、エゾトンボ属の種との区別は難しくはない。ちなみに、日本に分布するエゾトンボ科は以下の3属13種である。

  1. ミナミトンボ属(Genus Hemicordulia
    • ミナミトンボ Hemicordulia mindana nipponica Asahina, 1980
    • オガサワラトンボ Hemicordulia ogasawarensis. Oguma, 1913
    • リュウキュウトンボ Hemicordulia okinawensis Asahina, 1947
  2. カラカネトンボ属(Genus Cordulia
    • カラカネトンボ Cordulia aenea amurensis Selys, 1887
  3. トラフトンボ属(Genus Epitheca
    • オオトラフトンボ Epitheca bimaculata sibirica Selys, 1887
    • トラフトンボ Epitheca marginata (Selys, 1883)
  4. エゾトンボ属(Genus Somatochlora
    • クモマエゾトンボ Somatochlora alpestris (Selys, 1840)
    • ホソミモリトンボ Somatochlora arctica (Zetterstedt, 1840)
    • ハネビロエゾトンボ Somatochlora clavata Oguma, 1913
    • コエゾトンボ Somatochlora japonica Matsumura, 1911
    • モリトンボ Somatochlora graeseri Selys, 1887
    • キバネモリトンボ Somatochlora graeseri aureola Oguma, 1913 (モリトンボの黄斑翅タイプで同種)
    • タカネトンボ Somatochlora uchidai Forster, 1909
    • エゾトンボ Somatochlora viridiaenea (Uhler, 1858)

 カラカネトンボは、北海道と東北、上信越と北陸の山岳地帯に分布し、福井県大野市が西限で岐阜県白鳥町が南限とされ、 抽水植物や浮葉植物が適当に生え、開水面がある樹林に囲まれた沼や湿原の池に生息している。5月中旬頃から8月頃まで見られ、羽化した未熟個体は水域を離れ、かなり遠くまで分散して生活をする。成熟した個体は池沼に戻り、オスは岸に沿って時々停飛しつつ占有飛翔を行う。メスは、岸近い水面上を低く飛びつつ、単独で打水産卵する。
 環境省RDBに記載はないが、栃木県、富山県で絶滅危惧Ⅱ類、石川県、福井県、岐阜県で準絶滅危惧種として選定している。

 カラカネトンボは、2011年に尾瀬で飛翔を撮影して以来の出会いである。今回訪れた池では早朝から多数のオスが占有飛翔を行っていた。池を一周してみると、どの場所でもオスが飛んでおり、個体数がとても多いのに驚いた。カラカネトンボのオスは、岸辺近くの水面上を2秒ほどのホバリングをしながら、忙しなく移動し、他のオスとの縄張り争いを繰り返しながら探雌を行い、メスを見つけるとすぐに周囲の林内に連れ去っていった。
 オスの飛翔撮影は、トンボ撮影の醍醐味の一つではないだろうか。ホバリングが短時間のため簡単ではないが、チャンスはいくらでもあるので、楽しい一時を過ごせる。私の場合は、300mmレンズでマニュアル・フォーカス。ストロボも使わない。置きピンではなく、空中静止したトンボに素早くピントを合わせてシャッターを切る。カラカネトンボは岸と平行ではなく、岸に対して若干斜めにホバリングするので、全身にピントを併せることはできなかった。
 メスは植物が茂った岸辺で打水産卵しており、その様子をしばしば観察できたが、植物が邪魔で撮影までには至らなかった。また産卵を繰り返し行っていたメスが、疲れたためか、岸の 広葉の上に止まったことが一度だけあった。しかしながら、ピント合わせが間に合わず、撮影前に飛んでしまったので、本記事では、オスの飛翔のみの掲載である。

 今回訪れた池の標高は270mほどしかないが、岸辺の多くは泥炭層になっており、池の規模は大きいが高層湿原の池塘にも似た環境で、周囲周辺の自然環境も大変豊かである。また、池内にはブラックバス等の外来生物もいない。「幼虫期における主な死亡要因は被食である(*1)」と推定されていることからも、この池がカラカネトンボの生息に最適であると言えるだろう。ただし、近くにあるもう1つの池は、湿原化が進んでおりハンノキの侵入も著しい。将来的には、湿性遷移により池はなくなってしまうと考えられる。カラカネトンボの生息する池も数十年先には、湿原化している可能性もある。

 余談であるが、早朝から池畔でじっと動かずにカラカネトンボの飛翔を撮っていると、気が付けば、手はブヨに何か所も刺されて腫れ上がる始末。朝夕は、ブヨの活動時間なので、今後は対策をして臨みたい。

参考文献(*1)
生方 秀紀
カラカネトンボの生存曲線と羽化個体数の年次変動
日本生態学会誌 Vol. 31 (1981) No. 4 p. 335-346

以下の掲載写真は、1920×1080ピクセルで投稿しています。写真をクリックしますと別窓で拡大表示されます。

カラカネトンボの写真
カラカネトンボ
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4 / 絞り優先AE F5.6 1/600秒 ISO 250(撮影日 2017.05.20 7:02)
カラカネトンボの写真
カラカネトンボ
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4 / 絞り優先AE F5.6 1/400秒 ISO 800(撮影日 2017.05.20 6:11)
カラカネトンボの写真
カラカネトンボ
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4 / 絞り優先AE F5.36 1/400秒 ISO 600(撮影日 2017.05.20 6:11)
カラカネトンボの写真
カラカネトンボ
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4 / 絞り優先AE F5.6 1/500秒 ISO 1600(撮影日 2017.05.20 6:14)
カラカネトンボの写真
カラカネトンボ
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4 / 絞り優先AE F5.6 1/400秒 ISO 320(撮影日 2017.05.20 7:00)
カラカネトンボの写真
カラカネトンボ
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4 / 絞り優先AE F5.6 1/500秒 ISO 800(撮影日 2017.05.20 7:01)
カラカネトンボの羽化殻写真
カラカネトンボの羽化殻
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4 / 絞り優先AE F5.6 1/400秒 ISO 320 +2/3EV(撮影日 2017.05.20 10:50)
カラカネトンボの生息環境写真
カラカネトンボの生息環境
Canon EOS 7D / SIGMA 15mm F2.8 EX DG DIAGONAL FISHEYE

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タカネトンボ

2016-08-28 16:58:28 | トンボ/エゾトンボ科

 タカネトンボ Somatochlora uchidai Forster, 1909 は エゾトンボ科(Family Corduliidae)エゾトンボ属(Genus Somatochlora)で、北海道・本州・四国・九州・屋久島に分布している。タカネトンボは、ミナミトンボ属(Genus Hemicordulia)を除くエゾトンボ科の中で最も南方まで分布する種である。和名の“タカネ”は、高嶺(高い山、高い峰の意)にちなんでいると言われるが、標高300mほどの丘陵地から標高1,600mの高地まで分布し、周囲を樹林に囲まれた閉鎖的で小規模な池沼等において、6月上旬頃から10月下旬頃まで見られる。オスは縄張りを持ち、時折ホバリングをしながら水域の周囲を旋回する様子がしばしば観察できる。
 成熟した成虫の複眼は鮮やかな金緑色に輝き、胸部も金属光沢を帯びた緑色で美しい。エゾトンボ科は、近似種が多いが、オスの尾部付属器の違いで区別することができる。タカネトンボは、環境省RDBに記載はないが、千葉県では絶滅危惧Ⅰ類(重要保護生物)、高知県、宮崎県、長崎県では準絶滅危惧種に選定している。

 タカネトンボは、先日、標高1,600mの池にて撮影したが、過去にも多く撮影しており、本記事ではそれらから選別して掲載した。静止写真は、比較的じっくりと撮影できるが天候や光の当たり具合、ストロボのあて具合で複眼と体の色が違って見え、どれもタカネトンボの美しさを綺麗に写すことができていない。一方、飛翔写真は、ピンボケや被写体ブレが多い。撮影方法は、シャッター・スピード優先でもなく、ストロボも使わない。また、置きピンではなく、ファインダーでトンボを追いかけてホバリングした時にマニュアルでピントを合わせてシャッターを切る方法。最低でも5~6秒ほどホバリングしてくれれば、撮る自信はあるが、タカネトンボのホバリングは、ほとんどがその半分の時間で、しかも忙しなく移動するので難易度が高い被写体である。産卵の様子も撮影し「タカネトンボ(産卵)」として掲載しているが、ピンボケばかりである。Canon EOS 7D では、AF-ONボタンでピントを合わせる親指AFとAIサーボを組み合わせる方法もあるが、現在使用しているAFが遅いタムロン・レンズでは有効ではない。「いかに美しく撮るか。」今後の大きな課題である。

追 記
 複眼の美しいタカネトンボであるが、羽化したばかりは茶色で、このような輝きはない。同様にヤンマを含むすべてのトンボ類がそうであり、成熟するに従って色づいてくる。不思議である。

お願い:写真は、1024*683 Pixels で掲載しています。Internet Explorerの画面サイズが小さいと、自動的に縮小表示されますが、 画質が低下します。Internet Explorerの画面サイズを大きくしてご覧ください。

タカネトンボ

タカネトンボ
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F6.3 1/125秒 ISO 400 -1 1/3EV ストロボ使用(2016.8.20)

タカネトンボ

タカネトンボ
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F6.3 1/250秒 ISO 200(2012.8.25)

タカネトンボ

タカネトンボ
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F5.6 1/250秒 ISO 320 -2/3EV ストロボ使用(2011.9.18)

タカネトンボ

タカネトンボ
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F6.3 1/250秒 ISO 500 +2/3EV(2010.8.28)

タカネトンボ

タカネトンボ
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F3.2 1/320秒 ISO 400(2016.8.20)

タカネトンボ

タカネトンボ
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F3.2 1/320秒 ISO 400(2016.8.20)

タカネトンボ

タカネトンボ
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F3.2 1/320秒 ISO 1600 +1EV(2015.8.1)

タカネトンボ

タカネトンボ
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F4.0 1/640秒 ISO 200 -1/3EV(2014.9.23)

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トラフトンボ

2016-05-04 13:34:57 | トンボ/エゾトンボ科

 トラフトンボEpitheca marginata Selys, 1883)は、エゾトンボ科(Corduliidae)トラフトンボ属(Epitheca)で、5月上旬に繁殖を迎えるエゾトンボの仲間である。エゾトンボの仲間は、全身が光沢を帯びているが、トラフトンボは、名前にあるように黄色と黒の虎斑模様が特徴である。ただし、複眼は成熟すると 金属光沢のあるグリーンになり、エゾトンボの仲間らしい。
 4月中旬頃に羽化した未熟個体は水域を離れ、林などで生活をする。成熟した成虫は羽化水域に戻り繁殖行動を行うが、トラフトンボの大きな特徴として、メスの産卵行動を挙げることができる。
 産卵は、午後に行われる。オスは、数秒というホバリングをあちこちで行ってはメスを探す。メスを見つけると、雌雄がつながりながらのタンデム飛翔が始まる。産卵場所を求め広範囲を飛び回る交尾態のカップルは、しばらくすると雌雄が離れ、メスは水面近くの植物などに静止し、産卵弁の間に卵を600~800個ぐらい放出して卵塊を作り始める。その後、1回だけ打水してその卵塊を沈水植物に絡ませるのである。卵塊はすぐに数cmから10cmぐらいの乳白色をした細長い紐になってゆっくりと沈み、抽水植物が枯れて倒れた茎などに絡みつくのである。
 トラフトンボは、本州、四国、九州に分布し、挺水植物や浮葉植物が繁茂する比較敵深くて大きい池沼に限って生息している。環境省RDBに記載はないが、生息環境の消失や悪化により、都道府県のRDBでは、東京都、神奈川県、青森県で絶滅、多くの県で絶滅危惧Ⅰ類やⅡ類に選定されるほど数が減ってきている。

 トラフトンボ属は、国内にもう一種、オオトラフトンボ(Epitheca bimaculata sibirica Selys, 1887)が生息しており、2014年7月に未成熟のメスを撮影しているが、 今年は、オオトラフトンボの成熟した個体と産卵の様子を撮影することが目標である。

参照:オオトラフトンボ(飛翔と産卵)

注釈:本記事は、過去に様々な地域や場所において撮影し個別に公開していた写真を、時節柄の話題として提供するために再現像し編纂したものです。

お願い:写真は、1024*683 Pixels で掲載しています。Internet Explorerの画面サイズが小さいと、自動的に縮小表示されますが、 画質が低下します。Internet Explorerの画面サイズを大きくしてご覧ください。

トラフトンボ

トラフトンボ(未成熟オス)
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF90mmF/2.8 Di MACRO1:1
絞り優先AE F6.3 1/160秒 ISO 400(2012.4.29)

トラフトンボ

トラフトンボ(オス)
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF90mmF/2.8 Di MACRO1:1
絞り優先AE F6.3 1/320秒 ISO 200(2012.5.5)

トラフトンボ

トラフトンボ(メス)
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF90mmF/2.8 Di MACRO1:1
絞り優先AE F8.0 1/80秒 ISO 400(2012.5.5)

トラフトンボ

トラフトンボ(ホバリング)
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4
絞り優先AE F5.6 1/500秒 ISO 200(2013.05.05)

トラフトンボ

トラフトンボ
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F8.0 1/320秒 ISO 800(2012.06.30)

トラフトンボの産卵

トラフトンボの産卵
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4 + Kenko TELEPLUS 2X
絞り優先AE F8.0 1/640秒 ISO 3200(2013.05.05)

トラフトンボの産卵

トラフトンボの産卵
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4 + Kenko TELEPLUS 2X
絞り優先AE F8.0 1/640秒 ISO 3200(2013.05.05)

トラフトンボの卵塊

トラフトンボ(卵塊)
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F8.0 1/250秒 ISO 800(2012.06.30)

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