幻の詩集 『あまたのおろち』 by 紫源二

幻の現在詩人 紫源二 の リアルタイム・ネット・ポエトリー

 記憶との比較

2009-06-22 00:57:58 | Weblog

 
 
 たぶん、こういうことなのだろう
 
 つまり、もうそれは知っている
 
 だから、なにも感動もしなければ、新しくもない
 
 そう思う思考は、記憶のなせる技なのだが、
 
 それはきっと生命維持に必要な情報処理能力なのだ
 
 
 それが壊れていると、
 
 きっと世界は一瞬一瞬が新鮮なのだが
 
 本人は白痴にしか見えないだろう
 
 たぶん、ぼくが、いくぶん、それに似ているように・・・