幻の詩集 『あまたのおろち』 by 紫源二

幻の現在詩人 紫源二 の リアルタイム・ネット・ポエトリー

 それでもちゃんと見える

2009-06-19 03:11:43 | Weblog

 
 
 こんばんわ
 
 どうも喉が痛いのです
 
 先週からずっと
 
 
 ちょっとよくなったのですが
 
 また痛くなりました
 
 
 というわけで
 
 なんだかよく眠れないから
 
 炎症止めと睡眠誘導剤を飲みました
 
 それと痛み止めも飲みました
 
 
 とういうことで
 
 いつも同じようなことばかり書いて
 
 まるで壊れたレコードと同じ
 
 同じ思考の繰り返しですが
 
 本人だけは
 
 機械仕掛けのリピート機能に気づいていないようです
 
 自分の主体が考えていることだと思っていることが
 
 じつは壊れていて繰り返していことだとは
  
 まあそれでも生命維持には影響ないようです
 
 ところが
 
 社会的にはダメみたいです
 
 まあ客観的に見ておかしいと判断されるみたいです
 
 そうなるとお手上げ
 
 おまんまの食い上げとなって
 
 結局、生命の危機となります
 
 まあ、それでも本人はどうでもいいのですが
 
 病気で腐って死にそうになったりして
 
 それとも
 
 ぎりぎりの収入で食べ物を買って
 
 それを食って生きているうちに
 
 だんだんあきらめて
 
 老いぼれていったとしても
 
 ちゃんと世界は見えているのです
 
 政治に文句は言えるし
 
 太陽が地平線に沈むのも見えるし
 
 月が煌々と輝いているのもちゃんと認識できるのです
 
 
 つまりそんなに捨てたもんじゃないということです
 
 
 そんなに見下したものじゃないのです
 
 どこかの大金持ちがカリブ海でヨットクルーズしているのと同じです
 
 人間としてはかわりありません
 
 どんなに貧しく
 
 一日1ドルで
 
 炭水化物を摂取するのにキュウキュウとしていても
 
 それでも
 
 人間としてかわらないはずです
 
 脳細胞もあるし
 
 目玉も筋肉も手も指もある
 
 
 湧き上がる雲が夕陽の色に染まるのを感動して見つめることもできるし
 
 言葉を使って感動を述べることだってできる
 
 そうじゃないですか?
 
 
 だれかを愛したり
 
 感謝したりもできるし
 
 人類愛を感じることだってできる
 
 
 でも、まあ、そんなことは
 
 本当はどうでもいいのですが
 
 
 夜をどうやって過ごすか
 
 そのことのほうが目下のところ
 
 この個体にとって一番近々の問題であって
 
 あの夜、この夜と比較して
 
 楽しかった夜を思い出して
 
 その夜と、今日の夜が似ているように思ったりする
 
 
 そうするとなんだか少しは幸せになったような気がしてくるから
 
 今夜
 
 夜が明けて
 
 明日が始まるとき
 
 
 私はまた始められるかどうか
 
 自分でもわからないから
 
 だれかに言ってもらいたい
 
 
 簡単だよ
 
 とっても簡単だよって
 
 
 そうすれば
 
 もしかしたら本当に簡単なのかもしれないと思えるかもしれないから
 
 
 そうじゃないですか?
 
 
 ちゃんと見えているんじゃないですか?
 
 なにも見えてないように見えても・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 

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