幻の詩集 『あまたのおろち』 by 紫源二

幻の現在詩人 紫源二 の リアルタイム・ネット・ポエトリー

宇宙人は乗っていない

2017-10-08 01:37:41 | Weblog

UFOが飛んでくる

宇宙人は乗っていない

純金を溶かしたような夕陽だ

青い鳥が高く鳴く

汽笛の音のようだ

何かの始まりを告げているようでもあり

その何かを警告しているようでもある

宇宙人は乗っていないが

テレパシーを受信する

霊的な波動は

地球の霊界からのものではない

もっと広がりがあり

高度に絡み合った竹籠を観ているようだ

上手く編まれていて

しかも繊細だ

それは告げる

宇宙法則は普遍だ

それは愛と知だ