幻の詩集 『あまたのおろち』 by 紫源二

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夜、朝

2014-08-04 22:42:58 | Weblog

ああ、天使よ

ぼくは、きようにパンを食らっている

それも夜中に

風の吹く夜


地面があれば、横になれる

太陽は沈んだ



死の世界


明日を思うともう朝だ

眩しい光

何も隠せない

輝く光の下


天使よ

かたわらにいます君

なにを祈り

なにを見て

なにを思う?