明日ありと 思う心の仇桜 夜半に嵐の 吹かぬものかは
有名な歌です。親鸞上人が9歳で出家の志を起こし得度をしたい、といったとき
今日はもう遅いので、明日にでも、と言うと、
明日はわからない、夜に嵐が来て、見事な桜も散ってしまうように、人の命も同じで、
『 思い立つ心の起こるとき 』 すぐ得度したい、ということで、この歌を詠まれたと
いう、有名な話があります。
先日、京都に行った折、知恩院さんから青蓮院へ参りました。そのとき、親鸞上人が
得度をされた、部屋を見せていただきました。
庭を回って、外に出る出口近くに、親鸞上人の 『 得度 』 のお姿がありましたの
で、チョット、不謹慎かもしれませんが一緒に記念撮影をさせていただきました。
『 得度 』 ということも、普通の言葉になってしまいましたが、よく見るとわから
ない言葉です。
『 度 』 という言葉には 「 さんずい 」 が略されています。
さんずいをつけると 『 渡 』 と言う字になります。
つまり、迷いのこの世界からお浄土の世界へ渡っていくということを意味します。
形的には、頭をそって、ということは、もうお葬式を済ませるということになります。
得度をした社長さんもいらっしゃいます。世を捨てて、仏の立場からこの世を見直そう
ということでしょう。気をつけなければいけないのは、
『 世を捨てる 』 のはいいことですが 『 世から捨てられては 』 いけませ
ん。私たちも、心していかないと、世からすてられる存在になってしまいます。
死ぬまで修行です !
有名な歌です。親鸞上人が9歳で出家の志を起こし得度をしたい、といったとき
今日はもう遅いので、明日にでも、と言うと、
明日はわからない、夜に嵐が来て、見事な桜も散ってしまうように、人の命も同じで、
『 思い立つ心の起こるとき 』 すぐ得度したい、ということで、この歌を詠まれたと
いう、有名な話があります。
先日、京都に行った折、知恩院さんから青蓮院へ参りました。そのとき、親鸞上人が
得度をされた、部屋を見せていただきました。
庭を回って、外に出る出口近くに、親鸞上人の 『 得度 』 のお姿がありましたの
で、チョット、不謹慎かもしれませんが一緒に記念撮影をさせていただきました。
『 得度 』 ということも、普通の言葉になってしまいましたが、よく見るとわから
ない言葉です。
『 度 』 という言葉には 「 さんずい 」 が略されています。
さんずいをつけると 『 渡 』 と言う字になります。
つまり、迷いのこの世界からお浄土の世界へ渡っていくということを意味します。
形的には、頭をそって、ということは、もうお葬式を済ませるということになります。
得度をした社長さんもいらっしゃいます。世を捨てて、仏の立場からこの世を見直そう
ということでしょう。気をつけなければいけないのは、
『 世を捨てる 』 のはいいことですが 『 世から捨てられては 』 いけませ
ん。私たちも、心していかないと、世からすてられる存在になってしまいます。
死ぬまで修行です !
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