仕事には勤勉
人には慈愛
社会には奉仕
力の泉 より
最後の今週の言葉は
晋亮法印がずっと書き続けていた
『 力の泉 』 より頂きました。
洛南高校の校訓が
『 自己を尊重せよ 』
『 真理を探究せよ 』
『 社会に献身せよ 』
ということです。
これは仏教の三帰依文 ( 仏・法・僧 ) を
具体的に実践的に表現したものです。
「 人 と 法 ( 真理 ) と 社会 」
この三つが仏教の根幹です。
人がいても、その人を成り立たせる法がなかったら
その人は人でなくなります。
人と法だけがあっても、法は生きて働きません。
働く場所が社会です。
仏教の言葉では サンガ ( 僧伽・ソウギャ ) です。
だからこの三つは切り離して考えることはできないのです。
ただ、考えるだけならできるかもしれませんが、
実践の言葉としてみていくと、
一つのことになってきます。
この今週の言葉も 三帰依で始まり、三帰依で終わりました。
三浦先生に教えて頂いた 「 洛南高校の校訓 」
自分なりにそのことを実践してきた つもりですが、
それから、祖父に反抗した自分
が、 奇しくも祖父の言葉で締めくくるとは
なんとも不思議な気がします。
これからどういう形になるかわかりませんが
別な立場で書き続けていけたらと思っています。
また、その時はよろしくお願いします。
わがいほは
みやこのたつみ
しかぞすむ
よをうぢやまと
ひとはいふなり
という喜撰法師を何かヒントにしたいと思っております。