「 十地経 」 より
自分を感動させる言葉というものに
耳を傾けていくと、 何遍も。
そうするとというと
他の言葉が自分の言葉になる。
他の言葉を何遍も
こう、繰り返し反復する間にです。
それが自然に自分の言葉になるんです。
自分の言葉になるというと
自分の言葉で、自分が聞くのも自分だし
言うのも自分だ。
自分が自分に言い聞かせる、
自分が自分から教えられるわけです。
それが自己教育というものです。
私見、
言葉というものの大切さ、
人は言葉によって考える、
また、言葉によって迷う、
言葉によって傷つく、
言葉によって救われる、
だから、十善戒の中では
四つも言葉に関する諌めがある。
不妄語
不綺語
不悪口
不両舌
やはり本物の言葉、
自分が静かに頷ける、
そして自分のわがままな心を
対治してくれる
そういう言葉に出会わないと、
そして繰り返し、繰り返し
自分の言葉にしていく、
そういうことを思います。
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