検査会社、耐震強度偽造を着工後も２度見逃す

１１月１９日付・読売社説（２） (読売新聞) - goo ニュース
強度偽装マンション、２棟は自壊の恐れも (読売新聞) - goo ニュース
大金をはたいて、念願のマンションを購入してみれば、地震が起きたら何時倒れるか分からないマンションだったら誰が責任を取ってくれるのか。
　偽造された構造計算書に基づいて耐震性能の不足するマンションが、なぜに偽造書類を複数のチェックの機会をすり抜けたのか。
　中間検査と完了検査は、建築確認を担当したのと同じ検査機関がすることがほとんどとされる。複数のチェックの機会がありながら不正が見過ごされた背景には、検査時の書類審査が形式化していた可能性もあり、同省は、近く発足させる国交相諮問機関の専門部会で検証するという。書類だけの審査では、嘘やでたらめがまかり通ってしまう。誰の責任か、明確にしないと今後も起きることは間違いない。