喜多院法興寺

住職のひとりごと

雇用保険料から3800億円 外郭団体へ垂れ流し

2005-11-05 08:51:32 | Weblog
 本来、労災・雇用保険は、労働者が不幸にも、失業した場合に支給され、また、仕事中に災害に遭ったときに支給される保険である。
 労働保険特別会計から03年度、厚生労働省の69の外郭団体に、補助金として計3800億円余りが支出されていたことが分かった。また、本年度度予算でも、62団体に計3600億円余が計上されていると言う。このうち51団体の役員に、今年5月現在、延べ180人が天下りしている。、保険料から多額の資金がに流れ込んでいるという。
 労働保険には、失業手当などをまかなう「雇用保険」と、職場などで事故にあった時の治療費などに充てる「労災保険」があり、同特会はそれぞれ「雇用勘定」と「労災勘定」に分かれる。
 本来、労災認定されるべき人が、受けられずに拒否され、労災にあった人の治療費や年金支給などには9284億円を予定しながら、実際には労災給付に使われず、多く金が外郭団体に流れ、保険給付と関係のない事業に使われている。
 もっと特別会計をチェックして、官僚がパラサイト出来ないように監視すべきである。
雇用・労災保険料から3800億円 厚労省外郭団体へ (朝日新聞) - goo ニュース