喜多院法興寺

住職のひとりごと

消化器がん幹細胞確認、治療法開発に道筋

2005-11-04 05:46:59 | Weblog
 近年、死亡の原因のトップはがんであり、がんの中でも、消化器系のがんが上位をしめている。私も、18年前に直腸にポリープが出来、がん化の一歩手前で手術を受け、運良く生きの伸びた。直腸を50センチも切除したので、今持って便の調子がコントロール出来ず、便秘薬を飲み続けている。今元気で居られるのは、仏様のご加護と思っている。
 今回、消化器がんの増殖や転移を引き起こすとされる「がん幹細胞」とみられる存在を突き止められた。今後の研究でがん幹細胞の構造解明が進めば、消化器がんの治療法や効果的な抗がん剤の開発につながるものとして注目される。
 これまでは「普通の細胞が何らかのきっかけでがん化する」という説だったが、がん組織の中に耐性があり、分化して新しいがん細胞をつくる「がん幹細胞」が存在し、これが増殖や転移の原因になっているとする説が有力になっているという。

消化器がん幹細胞確認 九大生医研 転移増殖の原因?治療法開発に道筋 (西日本新聞) - goo ニュース