昨年の人間ドック受診者は健康な人、過去最低の１２％

　私は人間ドックは受けていませんが、町の健康診断には毎年受けるようにしています。今年は総コレステロールが高く要医療になってしました。食べ物に気をつけていたのですが、肝機能が弱くなっていたのか、コレステロールは下がりません。先生からもう少し様子を見ましょうとのことでした。人間ドックを受けて、異常なしの人がいかに少ないか、年々減っているそうです。

　共同通信
２００４年に人間ドックを受診した人のうち、検査項目に異常がない健康な人は１２・３％で、調査を開始した１９８４年以降で最低だったとする調査結果を、日本病院会予防医学委員会と日本人間ドック学会が１９日、発表した。
　食生活の変化や運動不足、ドック普及で高齢の受診者が増えたことなどに加え、検査技術が進歩し異常が早く見つかるようになったのが原因と分析している。

　リストラの増加など社会変化によるストレスも健康悪化の要因とみて、同学会はストレスチェックの問診票作りを進めている。

　調査は病院会が指定するドック指定病院で健診を受けた約２９４万人を対象に実施。「異常なし」と判定された人の割合は、０３年に比べて１ポイント低下して１２・３％で、男女別では男性１０・７％、女性１５・０％だった。８４年の２９・８％を最高に減少傾向にあるという。