喜多院法興寺

住職のひとりごと

羽田空港 電源ダウンで、離発着出来ず

2005-08-03 07:04:31 | Weblog
 この猛暑の中、みなさんいそいで帰りたいが為に、飛行機を利用されていることでしょう。羽田空港の管制システムが停電で、離発着が1時間以上出来なくなったそうです。まだ原因さえ究明できず、さらに停電防止の自家発電システムが作動しても気がつかず、予備バッテリーが切れてようやく気がついたと言う、お粗末な話です。
こないだ、英国で、テロが起きたばかり、幸い航空機事故は無かったから良いものの、「平和ぼけ」していると感じました。

(毎日新聞)  
 2日午前11時半ごろ、東京・羽田空港の管制関連の電源がダウンし、管制システムのほとんどが使えなくなった。電源は10分後に回復し、システムも約1時間後に復旧したが、この間、同空港は航空機の発着をすべて見合わせ、着陸便は成田空港などに振り替えられた。国土交通省はトラブルの原因を調べている。
 同省東京空港事務所によると、午前11時33分に同事務所庁舎の電源がダウンした。午後0時2分にレーダー機器と通信施設が復旧。同33分に管制業務を再開した。埼玉県所沢市の同省東京航空交通管制部によると、24機を上空で待機させ、15機を成田や中部国際空港などへ振り分けたという。
 日本航空は、同空港に着陸予定だった計15便について、成田や仙台などの空港に振り分けたり、出発地に戻すなどした。全日空も午後0時半までに到着予定だった7便の目的地を変更した。このうち5便は中部国際空港に、2便は成田空港に向かった。
 同省によると、羽田空港の電力は東京電力から2系統で供給を受けており、この供給が切れた場合に非常用の自家発電をする仕組み。しかし、今回は2系統の途中の配電盤に何らかのトラブルがあり、東電からの供給は続いていたため、自家発電機は作動しなかった。現在は2系統の電源を各機器に直接つなぎ暫定的に動かしているという。