喜多院法興寺

住職のひとりごと

選挙の顔は著名人続々、衆院選の自民党候補

2005-08-18 09:13:22 | Weblog
 お盆中は新聞やテレビも見なかった。今日の新聞には、自民党から、ライブドアの堀江社長や、女優の東ちずるさんを始め色々な著名人の出馬が取りざたされています。今までは、政党や人物本位で選んでいた選挙が、今度は政策だけの郵政民営化、賛成、反対の選挙戦になりそうです。でも郵政民営化だけの選挙で良いのか、はなはだ疑問です。大きな政府、小さな政府とか言っていますが、何ですか、私の住む地域でも、収入格差が広がり、余り住み良い社会とは思えないのですが、どうなんでしょうか。グローバルスタンダードは結構ですが、弱者を切り捨てるような、社会になって欲しくありません。
(時事通信)
 30日の衆院選公示に向け、自民党が著名人を相次いで擁立している。小泉改革への反発や郵政民営化法案反対組を非公認としたことで、ただでさえ組織力が弱っている自民党支持の業界団体の「集票力低下に拍車が掛かるのは避けられない」(閣僚経験者)。そこで票の落ち込み分を補うため、候補の顔で無党派層を取り込もうというわけだ。個別の政策論議より、まずはイメージ優先ということか-。
 「各分野で実績を上げ、評価された人ばかり。いわゆるタレント候補とは違う」。今回の衆院選候補者選びに関し、首相周辺はこう語る。17日には、昨年秋の新潟県中越地震で住民避難や復興に手腕を振るった旧山古志村村長の長島忠美氏の比例代表北陸信越ブロックでの公認を新たに内定。国民新党を旗揚げした亀井静香元政調会長の広島6区では女優の東ちづる氏に立候補を打診し、ライブドア社長の堀江貴文氏にも出馬交渉中だ。堀江氏については、ニッポン放送株の買占めに動いた際、党内で「金さえあれば何でもいいという考えだ」(森喜朗前首相)などの批判が噴出。しかし、今では「新しい時代の息吹、雰囲気を感じる」(小泉純一郎首相)との声も上がる変わりようだ。
 自民党から出馬する著名人は、女性初の財務省主計官の片山さつき氏(静岡7区)、国際政治学者の猪口邦子上智大教授(選挙区未定)、料理研究家の藤野真紀子氏(愛知4区)ら。片山氏は、東京10区でくら替え出馬する小池百合子環境相と同様、非公認候補への対抗馬となる。また、東京18区では民主党の菅直人前代表に土屋正忠武蔵野市長をぶつける。首相は17日夜、候補選定について「何をやっても批判する人は批判する」と述べ、著名人擁立を進める考えを示した。ただ、自民党の一部には「知名度優先の候補選びでは本来の支持者が離れてしまう」(閣僚経験者)との懸念もあり、効果は不透明だ。(了)