CHALLENGER 1 Mk.3
1987年 西ドイツ「CAT '87」 (Canadian Army Trophy) へ参加。
NATO機甲部隊の戦車射撃競技会
タミヤ1/35、チャレンジャー1が完成しました。チャレンジャー1は第3世代のMBTです。
ちなみにチャレンジャー2は第3.5世代となります。
チャレンジャー1は湾岸戦争時に200両近いイラク軍戦車と交戦し、時には被弾したが 砲弾を全て弾き返し、一方的に撃破しました。
5,000m離れたT-55を粘着榴弾を使用して撃破するといった戦果も上げた事から一躍賞称賛が寄せられることとなりました。
ちなみに、トップクラスの第三世代戦車の命中限界は約3,000mと言われており、たとえ相手が旧ソ連製の古い戦車で有ったとしても、
5,000m先の目標に「命中」させる事は非常に困難である(Wikipediaより)。
イギリス軍においてはすべて後継のチャレンジャー2へと交替して退役しています。
キットは取っ手を真鍮線に替えたぐらいでほぼ素組です。
塗装は以前作ったドラゴン1/72のチャレンジャー2に習いました。
基本色のRLM02グレーはドラゴンの時に疑問を持ちながら塗装しましたが、出来上がってみるとなかなか良いなと思い今回の1/35にも使ってみた次第です。
ウエザリングにかかる前に何故か塗装面がザラついているのがわかり、半艶クリアをかなり吹いてみましたが改善されませんでした。
仕方がないので油彩のフィルタリングはテレピン油を先に塗ってから作業をしています。
そういう事情から、ちょっと油彩が残り気味の部分があるチャレンジャー1ですが、どうか広い心でご笑覧くださいませ。
▲▼最後の仕上げに油彩バーントアンバーでシャドウを付けています。ハッチの縁、パネルの窪みなどに付けています。
▲▼バスケットに個人装備品を何も積まずに完成させています。
アメリカ軍の現用個人装備品はタミヤ製品を持っていますが、英軍は手持ちがありません。
いつか手に入ったら積みたいなと思いますが、肝心のその時に覚えているかどうかです😅
▲▼サイドスカートへのフィルタリングは少し強めにしました。
チタニウムホワイトを多めにして作業しましたが、塗装面のザラつきが影響して却って不自然になってしまったところがあります😅
▲▼サイドスカートの下端には足回りに使ったピグメントをほんの少しこすり付けておきました。
▲▼NATO軍仕様の戦車兵のユニフォームは4色迷彩😱
一応組説を見ながら塗装しましたが、出来上がりは全然似つかない結果となりました💦
▼主砲は55口径120mライフル砲。かなり長いです。これだけ長いと写真には収めにくいですね。
完成写真は以上です。最後までご覧いただき、ありがとうございました。
なお、後日フォトアルバムを作成してアップする予定です。
実に素晴らしい出来栄えだと思います。
ぼくは昨今のウクライナ情勢の影響もあり、タミヤから限定発売となった1/35 チャレンジャー2を購入しました。
限定とのことで、再販も無いのかと思いきや、タミヤ本社のオフィシャルショップでは普通に積まれていたりして、品薄の心配は無さそうで安心しました。
大変失礼しました。
120mm砲がド迫力ですね。
錆び、退色表現は今回も素晴らしいです。
ヨルダン所有の車両も5年前から退役し、ルクレールとパットンに置き換わっているそうですね。
ウクライナへ提供されるといううわさも有りましたが。。。。
CHALLENGER 1 Mk.3、完成おめでとうございます\(^0^)/
ド迫力のL11 120㎜ライフル砲ですが、車体の迫力もそれに勝るとも劣らない凄い圧を感じます
消火器の色や貼られた注意書きがいいアクセントになっています。
製作記を拝見し始めた頃は、車体色がバフにも見える程明度の高いRLM02グレーで塗られているので、
えっダーク(ブロンズ)グリーンじゃないの!?ビックリしました。
ネットで見るとけっこう明るめなグリーンで納得(^^;
完成して見ると、巧みなウエザリングやフィルタリング作業で
全く自然な雰囲気に落ち着いているのはさすがですね(^^)
車外搭載物は戦車射撃競技会参加時と云う事なので、不要で良いのではないでしょうか。
素敵な作品をありがとうございました。
コメントありがとうございます。
>実に素晴らしい出来栄えだと思います。<
ありがとうございます。そう言っていただけてとても嬉しいです。
>タミヤから限定発売となった1/35 チャレンジャー2を購入しました<
ここ最近、タミヤはウクライナ仕様で各国のMBTを発売していますね。
私は在庫の戦車でウクライナ仕様を作ろうと思い、タミヤカスタマーセンターにデカールを発注しましたが、限定販売品なのでデカールは売れないと言われて残念な思いです。
未塗装のT-90がありますが、デカールではなく塗装でウクライナ仕様にしようかなと考えています。
>ヨルダン所有の車両も5年前から退役し、ルクレールとパットンに置き換わっているそうですね。
ウクライナへ提供されるといううわさも有りましたが。。。。<
そうですか。レオパルド1と共にチャレンジャー1もウクライナへ供与されるかなと思って作ってみましたが、ちょっと残念です。
>120mm砲がド迫力ですね。<
120mm砲もすごいですが、チャレンジャーの車体の大きさにびっくりです。
レオパルド2をも凌ぐ70tは伊達ではないです。
でもこの重量だと通行可能な橋かどうかなど、移動に制限が出てしまうことも危惧されそうです。
>錆び、退色表現は今回も素晴らしいです<
ありがとうございます。ただ錆ではなくシャドウ狙いだったので、シャドウっぽくするにはアイボリーブラックを混ぜて作業すれば良かったかなと勉強になりました。確かにシャドウより錆に見えてしまいますよね。
Ganponさんのおかげで、錆表現にはバーントアンバーが向いているのが確認出来てとても良かったです😄
>ド迫力のL11 120㎜ライフル砲<
かなりの長砲身ですが、絶妙なバランスで大きな車体とマッチしています。
チャレンジャーはかなり大きいです。並行作業中のIV号と並べるとよくわかります。ただ高さがそれほど変わらないところに、戦闘時には何が重要なのかをチャレンジャーは示してくれていると感じました。
>えっダーク(ブロンズ)グリーンじゃないの!?ビックリしました。<
私も72のドラゴンでチャレンジャーを塗装する時、この指定色にびっくりしました。
流石の私もネットを徘徊してみたところ、この色合いに近くみえる実車もあったので塗装してみました。完成して眺めてみると違和感を感じなかったので35もそれに習いました。
>完成して見ると、巧みなウエザリングやフィルタリング作業で
全く自然な雰囲気に落ち着いているのはさすがですね(^^)<
迷彩色のブラックは基本色とのバランスを考えてかなり明度を落としました。
大戦中の車両と比べてはかなりさっぱり目のウエザリングにしましたが、お褒めいただきとても嬉しいです。
>車外搭載物は戦車射撃競技会参加時と云う事なので、不要で良い<
なるほど。理にかなったご意見、とても助かります😄
ボリューム感と迫力が凄いです。
長砲身の120mm方の威圧感にも圧倒されます。
いつもながら各部の質感の表現が素晴らしいです。
金属、木、布・・・などそれぞれの質感がきちんと表現されています。
細部まできちんと説得力があります。
抑え気味のウェザリングも効果的だと思います。
現用戦車も良いですね。
>ボリューム感と迫力が凄いです。<
改めて完成品をみると車体の大きさに圧倒されます。
乗員の生存率が高いチャレンジャーの所以は、この車体の大きさにあるのかもしれませんね。
>金属、木、布・・・などそれぞれの質感がきちんと表現されています。<
ありがとうございます。特に砲身は気を遣って塗装したのでご指摘していただきとても嬉しいです。
>抑え気味のウェザリングも効果的だと思います。<
チッピングはしませんでした。
ロシア車両を除いて現用はくたびれ感のイメージを持っていないので「さっぱり目」で仕上げました。
並行作業中のIV号D型の次は、また現用車両になりそうです😄
高い完成度の作品、じっくりと見させていただきました。
面積の広い部分にもたくさんの情報が詰め込まれていて、見どころいっぱいです。
小さの突起物一つ一つは存在感があり、砲身カバーの雰囲気もカッコいいです。