昨日は晴れ始めた昼頃からお花見に出かけました。
妻が駒沢公園に行きたいというので、第三京浜〜目黒通り〜駒沢通りで駒沢公園へ到着。
ご存知の通り、この公園は1964年の東京オリンピックの第二会場となったところです。
世田谷区駒沢公園という地名からついいつも「駒沢公園」と言っていますが、正式には「駒沢オリンピック公園」だそうです。
ちょうど停めた駐車場そばで桜が見事に咲いていました。
▼風が吹くとまさに桜吹雪。桜の花びらが美しく舞いました。
写真だとちょっとわかりにくいですね。地面にはたくさん花びらが落ちていました。
駒沢公園は桜の花見スポットとして有名らしいです。
ですが園内はとても広くて確かに桜の木はあるのですが、全体の広さに比例すると何だか寂しいような錯覚に私は陥ってしまい、物足りなさを感じてしまいました。
これはあくまでも私の主観ですので、そのあたりはご了承ください。決してダメと言っているわけではありません。
というわけでせっかく東京に来ましたが、ここはやはり地元横浜へ帰って桜を見ることにしました。
思い当たるは根岸森林公園。ここは犬を飼っている時に何度も来たことがある公園でした。
▼港の見える丘公園前を通りすぎ、山手本通を通って根岸森林公園へ向かいました。
写真奥の先にはフェリス女学院があります。
▼根岸森林公園に着きました。
この公園は1896年(慶応２年)、日本で初めて洋式競馬がおこなわれた横浜競馬場（根岸競馬場）の跡地です。
終戦後はアメリカ軍に接収されました。
接収中、馬場内エリアは米軍専用のゴルフ場として使用されたので公園内の芝はその名残だそうです。
ちなみに本牧の米軍住宅エリアの道路に面した場所には、照明付きの野球グランドがあって、
夜は暗い夜道のなかでひときわ照明の輝く中で野球が行われているのを、
子供の頃、磯子の本家に行く途中の車の中から何度も見た覚えがあります。
鉄条網の奥はアメリカ、まさに柳ジョージのエリアワンの世界でした。
子供の頃から日本なのに日本ではない現実を突きつけられ、
父は子供の頃、学校帰りの畦道の途中でグラマンから機銃掃射を受け危うく助かったことを聞いています。
ミリタリーモデラーですが、戦争は絶対にあってはならないと思っています。
話が脱線してしまい、申し訳ありません。
本牧は返還後、高級住宅地に変貌。
バブルの頃には商業施設「マイカル本牧」ができたりしました。
▼駐車場から出て下の公園に降りるスロープからみた桜の木々です。
平日にもかかわらず予想外の人出です。学校が春休み中なので子供連れが多かったような気がしました。
もしくは近所からたくさん遊びに来ていたのでしょうね。
写真右手、桜の木の上にみえる３本の塔は、旧一等馬見所です。こちらに面した部分に観覧席があります。
戦前にはここで天皇賞や皐月賞などのレースが行われていたそうです。
▼スロープを降りて、公園内に入って撮影しました。
コンデジなので解像度がイマイチですね💦
▼桜の木々全体がフレームに入りきれないので、右から左へと模擬パノラマ風に撮ってみました。
▼さらに近寄って撮っていきます。まさにお花見日和。ただちょっと北風が強く肌寒かったです。
▼奥まで桜の木は続いています。
ただ残念ながら手前に柵があって立ち入り禁止となっています。ほんと残念。
▼旧馬見所へ向かう途中にあった桜の木。
▼旧馬見所へ行く途中に、米軍に接収された名残がありました。
アメリカ海軍横須賀基地関連の施設でした。
2014年以前、愛犬ときた時はまだM4を担いだ兵が検問所にいました。
神奈川県は沖縄県についで米軍の施設が多くあります。
座間には在日米軍の司令部(Headquarters)があり、ご存知の通り横須賀は日本が事実上の母港である米第7艦隊の基地です。
マッカーサーが降り立った厚木は今でも米海軍厚木航空施設です。
またまた話が脱線してすいません。
ミリタリーモデラーの性か、つい突っ込んでしまいました💦
▼現在は返還され、解体も決まっているようです。
▼米軍施設跡をぬけると旧馬見所が見えました。
▼現存して一応管理はされているようですが、修繕などはされていない雰囲気です。
長い間風雨にさらされて来た様子が見受けられます。
ここはなんとか修繕して後世に残したいなあと思いますね。
▼旧馬見所近くの広場からランドマークが見えます。
ちょっとズームインしすぎて撮ってしまったかな。
自然に見える状態で撮った方が良かったかなと反省しています😓
今回はこれで終わりです。
森林公園を出た後は、ドルフィン前を通って丘を下り本牧の桜並木の中を走って帰路につきました。
長々とお付き合いいただき、誠にありがとうございます。
途中でお花見とは違う内容に脱線したりして申し訳ありませんでした。
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