うべプラネタリアン

プラネタリウム解説の活動を通じ、いろいろ感じたことをさまざまに語りたく....

うべプラネタリウムは...(14)

2007年01月19日 23時01分29秒 | うべプラネタリアン
天文クラブを主管している。
昨年10月から月1回のペースで、星好きの皆さん20人くらいに集まってもらって、ちょっと濃い解説と観望会を開いている。
例会は第3金曜の夕方なので、今日がその日、4回目だ。
例によって、プラネタリウムの投影の後、天体観望となった。
幸いまずまずの晴天だったから、オリオンもシリウスもよく見えた。
こんなときは主催側としてはうれしい。
8時には、土星も上がってきたので、望遠鏡で見て頂いた。
初めて見たという方もいて、天文クラブに申し込みをするくらいだから、
星の世界が好きなこともあろうが、わぁっと言ったっきり涙声になっていた。
本物なのよね、と何度も念を押され、そうまで感動されるとこちらまでおろおろするほどうれしくなってしまう。
少し霞がかかっていたくらいだから、風もなく、像も落ち着いて、かなり倍率を上げても安定していた。
また、小学生の会員は、双眼鏡でヒアデス星団をみて、視野いっぱいに広がる無数の星に、歓声を上げていた。
すばるも、双眼鏡でみるのがいい。
こんなフィールドを提供できるのは幸せだなぁと、今宵も、暗闇の中でにんまりひとりごちるのである。