うべプラネタリアン

プラネタリウム解説の活動を通じ、いろいろ感じたことをさまざまに語りたく....

天文クラブでも、うべプラネタリウムでも...(15)

2007年01月21日 21時17分05秒 | うべプラネタリアン
今日の夕方の、月と金星の近接した様子は、是非見てほしいとPRしたのだが、
宇部は、肝心の天候の方が悪く、全く星が見えない。厚い雲に覆われ、きれめすらない状態だった。
しかし、明日は天候はいいかもしれない。金星と月は少し離れるが、月と天王星が近い。
低倍率(広視野)の望遠鏡なら、同一視野内に見えるかもしれない。
天王星を視認する絶好のチャンスかもしれない。
あす、夕方晴れていれば、退勤時間を遅らせて(サービス残業で)望遠鏡を向けてみよう。
さて、1月上旬は、ここ数十年来最大の明るさとなったマックノート彗星が夕空にいた。もう南半球の空でしか見えない。
なにせ、水星軌道の内側まで入り込んだ彗星だから、信じられないくらい明るくなったようだが、宇部ではずっと天候にめぐまれず、見逃してしまった。
NASAのホームページには世界中から寄せられたマックノート彗星の映像が配信されているが、その内から、これは!という1枚を紹介しよう。なんと、青空の中の彗星だ。これをみただけで、この彗星の異常な明るさがわかろうというものだ。