8/23(木)22℃
おはようございます。今日は、暦の上では「処暑」。
夏の暑さが衰え始める頃なんだそうです。今朝の通勤時の車の中で聞いた歌の無い歌謡曲って番組も夏の終わりを告げる歌が流れてきて、後1週間もすれば夏休みも終わるんだと実感した次第です。
?、皆さん知ってますかねー井上陽水&玉置浩二さんの歌った「夏の終わりのハーモニー」とか杉山清貴さんの歌った「さよならオーシャン」とか・・・。
処暑。暑さが体に与える影響は大きいですから、体調管理に気をつけましょう。
久しぶりに湯来に伝わる民話です。今回のお話は「やあ山爺さん」です。
むかし、打尾谷に、やあ山と言う名のお爺さんが住んでいました。どうしてやあ山と言ったか解りませんが、
「やあ山爺さん、やあ山爺さん」
とみんなが呼んでいました。炭焼きを主な仕事にしていました。
ある日、山仕事を終え、炭焼き小屋で休んでいると、疲れが出て、眠たくなり、むしろを敷いて横になりました。足を残り火に近づけ心地よく眠っていましたが、足を伸ばしたため火の中に足を突っ込みました。
「あちちー、これは大変なことをしたわい」
見ると、履いていたわらじに火がついています。大急ぎで脱ぎましたが、大やけどをしていました。
どうにか家に帰りましたが、一人暮らしなので誰も手当てをしてくれる者がいないので寝ころんでいました。
やけどは一向に良くならず、傷口は広がるばかりです。
「こう、えっと(たくさん)膿が出ちゃあ、どうしようもない」
やあ山爺さんは、膿を紙で拭いては、障子の破れから裏庭に投げ捨てていました。
その裏に、その頃から大きな古狸が現れるようになりました。
動物の死骸まで食べる狸は、お爺さんが膿を拭いて捨てた紙を舐めていました。
その味を知ってしまった狸は、村人に化けて、やあ山爺さんの見舞いに来ました。
「やあ山爺さんは、山で大やけどをして寝付いてしまったげな」
と村の人たちも見舞いに来ていました。
夜も更け、みんな帰ってしまいましたが、村人に化けた狸は最後まで残りました。
「お爺さんよ、寝ていただけじゃ治りゃせんよ。ええお医者さんを知っとるで、連れて行ってあげよう」
やあ山爺さんを騙して山の奥へ連れて行きました。
翌日、やあ山爺さんの家を訪ねた近所の人が、
「爺さんは居なさらんで、どうしたんだろう」
とみんなに知らせました。村の人たちは、
「狸かキツネに騙されたんじゃろう」
と近くの山を捜しましたが見つかりません。それから何日かして、早郷谷(はやごうだに)と言う谷の奥にある小樽山に何人かが赤土を掘りに行きました。
その穴の前で、やあ山爺さんが白骨になって死んでいるのを見つけました。膿の付いた紙を舐めた狸が、味をしめ、やあ山爺さんが白骨になるまで食べたのでした。
次回の湯来に伝わる民話は、知る人ぞ知る湯来に伝わる黄金伝説「岩淵谷の砂金」です。お楽しみに。
そうそう、山里で生活しているといろいろなことがありまして、野菜ができればサルの出没を危惧し、稲穂が頭を垂れるようになれば猪が到る所に出没するようになるし、昨晩は遂に物語じゃありませんけどキツネまで出没し始めました。
(本当は、いつも出没してたんでしょうけど、バッタリしてしまったのはお久しぶり。ブリ・ブリ・ぶり)
細い身体に大きなシッポ。黄色いからだが身軽にピョンピョン。キツネもこんな時間に人間と出会うことは無いと思っていたでしょうから内心ビックリしたことでしょうね。
暑さしのぎのために夜空を見上げるために外に出ていると山里でしか体験できないことがいっぱい。
寝苦しい夜には、水分補給して朝までグッスリとする予定で、畑で穫れたスイカ2切れ(スイカ1/4)を食べたところ、夜中に目が覚めておトイレタイム。今朝は30分も寝過ごしちゃってチョービックリ。
規則正しい生活を送るためにも、就寝前の飲食が身体によくないことを実感した次第です。皆さんも、お気をつけください。
今日も暑くなりそうです。
充実した一日が過ごせるよう、お互いがんばってみましょう。
でわ、今日も一日充実した一日でありますように・・・・
おはようございます。今日は、暦の上では「処暑」。
夏の暑さが衰え始める頃なんだそうです。今朝の通勤時の車の中で聞いた歌の無い歌謡曲って番組も夏の終わりを告げる歌が流れてきて、後1週間もすれば夏休みも終わるんだと実感した次第です。
?、皆さん知ってますかねー井上陽水&玉置浩二さんの歌った「夏の終わりのハーモニー」とか杉山清貴さんの歌った「さよならオーシャン」とか・・・。
処暑。暑さが体に与える影響は大きいですから、体調管理に気をつけましょう。
久しぶりに湯来に伝わる民話です。今回のお話は「やあ山爺さん」です。
むかし、打尾谷に、やあ山と言う名のお爺さんが住んでいました。どうしてやあ山と言ったか解りませんが、
「やあ山爺さん、やあ山爺さん」
とみんなが呼んでいました。炭焼きを主な仕事にしていました。
ある日、山仕事を終え、炭焼き小屋で休んでいると、疲れが出て、眠たくなり、むしろを敷いて横になりました。足を残り火に近づけ心地よく眠っていましたが、足を伸ばしたため火の中に足を突っ込みました。
「あちちー、これは大変なことをしたわい」
見ると、履いていたわらじに火がついています。大急ぎで脱ぎましたが、大やけどをしていました。
どうにか家に帰りましたが、一人暮らしなので誰も手当てをしてくれる者がいないので寝ころんでいました。
やけどは一向に良くならず、傷口は広がるばかりです。
「こう、えっと(たくさん)膿が出ちゃあ、どうしようもない」
やあ山爺さんは、膿を紙で拭いては、障子の破れから裏庭に投げ捨てていました。
その裏に、その頃から大きな古狸が現れるようになりました。
動物の死骸まで食べる狸は、お爺さんが膿を拭いて捨てた紙を舐めていました。
その味を知ってしまった狸は、村人に化けて、やあ山爺さんの見舞いに来ました。
「やあ山爺さんは、山で大やけどをして寝付いてしまったげな」
と村の人たちも見舞いに来ていました。
夜も更け、みんな帰ってしまいましたが、村人に化けた狸は最後まで残りました。
「お爺さんよ、寝ていただけじゃ治りゃせんよ。ええお医者さんを知っとるで、連れて行ってあげよう」
やあ山爺さんを騙して山の奥へ連れて行きました。
翌日、やあ山爺さんの家を訪ねた近所の人が、
「爺さんは居なさらんで、どうしたんだろう」
とみんなに知らせました。村の人たちは、
「狸かキツネに騙されたんじゃろう」
と近くの山を捜しましたが見つかりません。それから何日かして、早郷谷(はやごうだに)と言う谷の奥にある小樽山に何人かが赤土を掘りに行きました。
その穴の前で、やあ山爺さんが白骨になって死んでいるのを見つけました。膿の付いた紙を舐めた狸が、味をしめ、やあ山爺さんが白骨になるまで食べたのでした。
次回の湯来に伝わる民話は、知る人ぞ知る湯来に伝わる黄金伝説「岩淵谷の砂金」です。お楽しみに。
そうそう、山里で生活しているといろいろなことがありまして、野菜ができればサルの出没を危惧し、稲穂が頭を垂れるようになれば猪が到る所に出没するようになるし、昨晩は遂に物語じゃありませんけどキツネまで出没し始めました。
(本当は、いつも出没してたんでしょうけど、バッタリしてしまったのはお久しぶり。ブリ・ブリ・ぶり)
細い身体に大きなシッポ。黄色いからだが身軽にピョンピョン。キツネもこんな時間に人間と出会うことは無いと思っていたでしょうから内心ビックリしたことでしょうね。
暑さしのぎのために夜空を見上げるために外に出ていると山里でしか体験できないことがいっぱい。
寝苦しい夜には、水分補給して朝までグッスリとする予定で、畑で穫れたスイカ2切れ(スイカ1/4)を食べたところ、夜中に目が覚めておトイレタイム。今朝は30分も寝過ごしちゃってチョービックリ。
規則正しい生活を送るためにも、就寝前の飲食が身体によくないことを実感した次第です。皆さんも、お気をつけください。
今日も暑くなりそうです。
充実した一日が過ごせるよう、お互いがんばってみましょう。
でわ、今日も一日充実した一日でありますように・・・・
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