憩う、楽しむ 広島・湯来通信 

広島市中心部から1時間。新たな交流・体験エリアである湯来地区の最新情報。天然温泉と豊かな自然が皆様をお待ちしています。

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2012年03月02日 06時58分49秒 | お知らせ
3/2(金)7℃      


 おはようございます。

 雨が上がり、窓の外は。少しジメジメしています。

 この週末、と言っても、明日のこと。明日は「桃の節句」ですね。

 そう、雛祭りの日。
 旧暦(陰暦・・)3月3日は「桃の節句」あるいは「雛祭り」。5月5日の端午の節句が男の子の節句といわれるのに対して、こちらは女の子の節句だと言われています。
 「節句」は本来は「節供」と書き、江戸時代には五節供として、当時の祝日みたいなものの一つだったようです。
 桃の節句と言われても、実際この気温だと開花はまだまだ先、旧暦の時期がちょうど開花期になるみたいですから、自然界の開花時期と暦を重ねると「旧暦時期」がちょうどよい季節だったようです。

 さて、現在の3月3日に固定されるようになったのは中国の三国時代、魏(AD220-265)頃だそうです。日付が固定されて以降、中国では3月3日と「三」が重なることから「重三(ちょうさん)の節供」ともいわれるようになりました。
 中国古代の習慣と言えば、河で禊ぎを行い、汚れ(穢れ)を落とし、その後に宴を張る習慣があったそうです。また「曲水の宴」も行われ、奈良~平安時代に日本の貴族階級に取り入れられたのが、日本での桃の節供としてのスタートだったようです。(昔っから、日本人は中国からの文化を宮中に取り入れてきていましたから、これ私たち庶民にも浸透したんでしょうね。)
 ただ、河での禊ぎは一般化しなかったようで、「流し雛」に形を代えて行事した地域もあるようです。

 で、雛人形ですけど、『公家の子女が「雛遊び」として人形や小型の調度品を並べて遊ぶままごとがあり、この両者が融合して「雛人形」への道を歩むことになった。』と説明されてました。公家貴族階級に属していない我が先祖さま、代々伝わる代物は何もなく、私たちの地域にもこうした古いものが伝わっていると言う話を聞いたこともありません。
 脈々と受け継がれているのは桃が好きだと言う食欲程度。寂しい話です。

 現在の雛人形の形は元禄時代にほぼ完成していたんだそうです。この時代、庶民の経済力が著しく増した時代で、経済的に余裕の出来た庶民が競って豪華な雛飾りを作るようになり、雛壇にたくさんの人形を飾る者も現れ現在に至っているそうですが、里山エリアには無縁の長物だったんでしょうね。


 娘さんがいらっしゃるお宅で毎年悩んでしまうのが「雛人形の左右の配置」じゃないでしょうか?

 日本全国一律じゃないことを皆さんは知ってましたか?実は、関東では向かって左が御内裏様(親王:男)、右が御雛様(内親王:女)。関西では反対となっているんです。

 古来日本では左が上位(左大臣は右大臣より偉い)だと考えられてきました。ただこの左右は一番偉い人が下位の者を見た場合の左右なので、雛飾りでいえば御内裏様から見た左右。そのため、御内裏様、御雛様を見上げる立場からすると向かって右が上位と言うことで御内裏様が向かって右、御雛様が左にある(別に男尊女卑論では有りませんので悪しからず。)関西の方式が日本の古来からの方式を継承してるんです。
 しかし、関東方式は、明治以降ヨーロッパ等の習慣にあわせて女性を向かって右に配する方式を日本の皇室が採用した(西洋式の行事について)ことから、東京の人形商協会が向かって右を女性、左を男性の配置を正式すると決定したんだそうです。
 まぁ、飾り付けで喧嘩など無いようにしていただきたいものです。


 それから、「雛人形を早く片づけないと婚期が遅れる」なんていわれている地域もありますよね。

 違う言い方で、「節句を過ぎたら雛人形を早く片づけないと婚期を逃す」といった話を聞いたことは有りませんか?
 まぁ、大きなお世話なんですけど、「早く片づけないとよくないことが起こる」という考えには理由があります。雛人形のルーツは、形代(人形)に身の穢れを移してこれを流し汚れを払った、その形代です。本来なら、穢れを移し、これを流すことによって穢れを払い、禍を遠ざけたのですから、その人形をいつまでも飾っておくことは、穢れと禍をいつまでも身近におくのと同じ。DAKARA、早く収納しなければならないと考えられた訳です。
 片づけが遅くなっても、婚期を逃すことにはならないようですから、心配ご無用。根拠のないことは無視しちゃいましょうね。
 因みに、飾り付けの「菱餅」ですけど、白餅・草餅・桃色の餅の3色を意味しているんだそうです。



湯来交流体験センターの今週末のイベント情報


 時節柄、天候や講師の都合等によって急遽変更の場合もあるかと思いますので、参加してみようかな?っていうイベントがありましたら、内容の確認や予約電話をお願いします。

 湯来温泉「広島市国民宿舎湯来ロッジ隣りの湯来交流体験センター」開催のイベントです。

 1.湯来でコンニャクづくり
   休館日を除く毎日9:00~17:00
   4名以上、予約制、一人700円(材料費込み)

 2.水彩画教室
   2月24日の金曜日13:30~16:30 
   3~10名まで、予約制、1,000円(材料費込み)

 3.マイ箸・スプーン作り体験
   休館日を除く毎日、体験時間約1時間
   箸    - 大人用1,000円、子ども用800円
   スプーン - 1個につき1,000円

 4.プリザードフラワーバイキング
   休館日を除く毎日、体験時間30分 
   中700円、大1,000円

 5.ストーンアート
   休館日を除く毎日、体験時間20分
   1個につき100円

 6.親子でペーパークラフト
   休館日を除く毎日、体験時間30分
   1個につき100円~

 7.風水キャンドルづくり体験
   休館日を除く毎日、体験時間1時間
   1個につき1,300円

 8.オリジナル押し花ストラップづくり体験
   休館日を除く毎日、体験時間30分
   1個につき700円


 今日は、「ミニの日」
 「3」と「2」の語呂合わせから、小さいもの、ミニチュアものを愛そうという日だそうです。ミニチュアダックストかミニカーとか、「ミニ」が付くのって結構ありますよね。
 最近はまるっきり見かけなくなりましたけど、スラ~ッとした美脚にベストマッチのミニスカ。ミニスカポリスなんて一世を風靡した番組もありましたよね。そうそう、淡路島だったかな?ガリバー庭園みたいなものがあったし、映画ではミニを通り越してミクロもありました。
 皆さんの「ミニ」は何がありますか?逆に「でかい」で思い出せるのは何でしょうか?アッコさん?心のデカイ方らしいですよね。(憧れるなぁ)

 今週もあっという間の一週間でした。皆さんの逃げた(?)2月はいかがでしたか?
 来週も引き続きよろしくお願いします。


 では、週末も楽しく過ごしましょうね~
コメント
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