それが良いこととは全く思いませんが、インカのめざめ以外のジャガイモの種芋は、その全てが自家作の
秋作で収獲したものを使っています。
その理由は私が栽培したいと考える品種の種はあまり出回らないことと、価格が高いことからです。
また北海道産の種を使った場合、こちら南関東では植え付けが2月下旬から始まり、収穫が6月からとなりますが、
6月は他の作業でジャガイモの収穫にまで手が回らないからです。
一方で秋作の自家種を使った場合は、その期間が遅い方に1カ月シフトするため他のことで忙しい
6月の収穫でなく梅雨明け後の7月からになるので都合が良く、又、7月以降の収穫と出荷だと他の生産者の
出荷と競合するピークを過ぎているからなのです。
今シーズンの秋作で得たジャガイモの品種では「さやあかね」が一番多いのですが、これは「さやあかね」が
どの品種よりも繁殖力が強く、年2回の栽培に適しているからです。
これが「さやあかね」です。
こちらがインカのめざめと「さやあかね」以外のもので、アンデスレッド、ジャガキッズパープルや
レッドムーン、グラウンドペチカなどがあります。
インカのめざめは秋作に失敗していますので、植えた量に対する収穫量は5分の1くらいです。
インカのめざめの種芋は、自家作より北海道産の調理用のものの転用が多いので、多くはネットで購入します。
インカのめざめは小粒過ぎるものが多いので、種にするものだけを残して後は捨てる予定です。
種用と出荷用を一緒に計量しました。
これはやや大きい粒なので、出荷を考えているものです。
段ボールに収納して家の裏に置いて一段落したと思っていたら、また種用のコンテナが出て来ました(^_^;)
種用のジャガイモは、取りあえず段ボール箱に入れて保存します。