本来なら莢から種を取り出すのは、莢が乾き切ったタイミングなのですが、今年は色々ありまして、採った
莢を3カ月以上も雨の当たらない軒下に放りっぱなしにしてしまいました。
そして種の入った莢を屋内に入れたのは3週間くらい前のことです。
種は十分に乾いていましたので、莢から取り出して量がどのくらいで、どんな状態かを確認しました。
莢から取り出す前の状態です。
一番手前の小さな網袋にあるものは、プランターで育てた「陵西一寸」の種です。
莢から種を取り出している様子です。
計量してみると「陵西一寸」以外は、3,535グラムありました。
無作為に100グラム分を計量して種の数をカウントしたら、54粒ありましたので、多少強引な計算ですが、
1粒は平均値で1.85グラムということになり、計算上ですが平均で3,535グラムの種は1,911粒と
いうことになります。
この1911粒に1粒当たりの栽培面積の0.32平方メートルを掛けると611平方メートルになります。
この611平方メートルは約6アール分ですが、実際は種の数の半分近くを占めている小粒の種は
殆ど播かないので、播く種の数は3アール分くらいとなり、昨年と同じくらいの栽培面積となる予定です。
陵西一寸は別途計量して188グラムありましたが、計算上ではこれのみで約0.3アール分になります。
一方でソラマメゾウムシによる食害は例年通り発生しており、莢を付けたままにしておいたところで 食害があるということは種が生きている証拠になります。