ひろかずのブログ・3

81歳のおじいさんです。散歩したこと、読んだこと、嬉しかったこと、悲しかったこと、腹が立ったこと等々何でも書いてみます。

別府町をゆく(105) 別府町新野辺(31) 浜ノ宮神社の伝承、 菅原道真のお手植えの松

2023-01-18 09:19:58 | 加古川市歴史探訪・別府町編

        別府町をゆく(105) 別府町新野辺(31) 

       浜ノ宮神社の伝承、 菅原道真のお手植えの松

 延喜元年(えんぎがんねん・901)、正月の下旬の頃です。

 右大臣という位の高い菅原道真(すがはらのみちざね)が、藤原氏のはかりごとのため、筑紫(今の福岡県)の大宰府(だざいふ)に流される途中、新野辺の沖を航海されていたときでした。

 空が急に暗くなり、海上は大しけとなりました。

 そこで船を浜に着け、松林に避難されました。

 そして、安田の十五社大神と尾上の住吉神神社(尾上神社)に航海の安全を祈られました。

 しばらくすると、ふしぎと急に風雨がやみ、海上が静かになり、ふたたび九州に向かわれました。

 そのとき、菅原道真は、松の根を上にして逆にして植えられました。

 しかし、ふしぎやふしぎ、その松はぐんぐん大きくなり、村人を驚かせたということです。

 浜ノ宮天神社の拝殿(はいでん)の西にある松が、その松であるといいます。

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