ワルナスビ
きのう(4日)も夕方、平荘湖の遊歩道を歩きました。
少年自然の家の前あたりに白い花がかたまって咲いています。
ワルナスビの花です。かわいそうな名前の「きれいな花」です。
名前のわけは、茎や葉に鋭いとげが多い雑草で、種子が家畜の糞などに混じって広がり、垂直および水平に広がる地下茎を張ってよく繁茂し、耕運機などですきこむと、切れた地下茎の一つ一つから芽が出てかえって増殖してしまうそうです。
除草剤も効きにくく、一度生えると完全に駆除するのは難しいといいます。
そういえば、年々少しずつ勢力を広げています。
果実は、球形で黄色く熟しプチトマトに似ており、有毒のソラニンを含むため、食用にはできず、家畜が食べると場合によっては中毒死することがあるといいます。