2022-7-6 第25節(アウェー)山口戦 スコアレスドロー 3連勝ならずも後半負けなし!

2022-07-08 19:35:04 | うすき竹宵

第25節(アウェー)レノファ 山口戦!



今日は大分県に住むある1人のトリサポ“Aさん”にレノファ山口戦のキックオフまでの半日間、密着取材させていただきました(笑)

彼は特別な場合を除いて試合前に『臼杵福良天満宮』に必勝祈願に行きます。
2016年(J3に昇格した年)から続けているので、この天満宮に祈願に行くのは7年目ということになります。
リーグ戦は勿論、カップ戦も行くのでここへは年間4〜50回。
6年間と考えると約200〜300回。
今では宮司さんとトリニータの話で盛り上がるほどに親しくなりました(笑)


もう一つ、『おーちゃん』(圧倒的ニータンの名前)の保護者である彼はレノファ山口公式に連絡をして(圧倒的ニータン)がスタジアム内に入場できるのかどうか、できるとしたらチケットは要るのかどうか、その料金は大人料金なのか子供料金なのか、という事をまず確認します。
というのもクラブそれぞれで考えが違うからです。

岡山公式は『大きな荷物(圧倒的ニータンも含む)に対してお金を取っていないので入場はできません』という考え方。

熊本公式は『大きな荷物(圧倒的ニータンも含む)に対してお金を取っていないので無料で入場できます。ただ人が多くなれば人の方を優先していただく事もあります』という考え方。

山口公式は『圧倒的ニータン(単体) 」に対して子供料金は要りますが、入場できます』という考え方。

クラブそれぞれの考え方が違うので必ず事前の確認をします。
という事で"みらスタ"には"小中高のチケット"が必要ですが『おーちゃん』を連れて行く事が可能となりました。

『ちなみにウチのホーム(昭和電工ドーム大分)では圧倒的ニータンには"小中高のチケット"が必要です。
おーちゃんはシーズンパスを持っていて首から下げていますよ』

と笑いながら語る『Aさん』(笑)



次に天気です。
大雨なら『おーちゃん』は無理。
でも小雨ならポンチョ(ビニール袋)を着せたらなんとかなるのは前節のホーム千葉戦でも実証済みです。

さて試合当日。
台風も熱帯低気圧に変わり、天気予報は曇り。
これなら今日の試合に『おーちゃん』は参戦できそうです。

試合開始は午後7時。
自宅から"みらスタ"まで約3時間。

試合が終わる時間が遅いのでどこかで車中泊ができる準備をし、おーちゃんを連れてAM8時、自宅を出発。


途中、寿司を食べる為に唐戸市場へ。


ここで2人の青年から『トリサポさんですか?』と声をかけられた『Aさん』ご夫婦。
話をしてみると『Aさん』ご夫婦をよく知っていたらしく話が弾んでいる様子。
2人ともとても爽やかで感じの良い青年でした。


唐津市場の2階で回転寿司を美味しくいただき"みらスタ"へ!


午後1時、みらスタ到着。


駐車場(事前に予約した有料)に車を止め、待機列へと向かいます。


『入場整理券』は午後2時から。


券には並ぶ時間と番号が書かれています。
書かれている時間に並べば良いわけでとても楽です。
いくら暑くても寒くても雨の中でも並ばなければいけないサポーターの健康の事をよく考えてくれている素晴らしいシステムです。

何年か前、あるスタジアムの待機列で熱中症で倒れたトリサポさんがいましたがこのやり方なら防げたかもしれません。
コロナ禍の中、素晴らしいシステムだと思います。



さて『Aさん』夫婦はおーちゃんを連れてスタグルへと向かいます。



ここで仲間の圧倒的ニータンズの皆さんと集まって記念写真・・を撮るのも目的の一つですが、それだけではありません。


圧倒的ニータンがスタグルにいたらいろいろな方が来てくれます。
メディアの方は勿論ですが山口サポさんも興味を持ってくれます。



『写真を撮って良いですか?』と声をかけてくれます。
『ニータン可愛い』とも言ってくれます。


この時『Aさんと奥さん』がいつもお願いする事があります。
    
『写真をどんどん撮って、どんどんSNSにアップしてください。
その時に必ず“#大分トリニータ” と “#圧倒的ニータン” を入れてください』
と。

それに付け加えて今回は
    
『今トリニータでは #ミンチャレ (クラウドファンディング)をやっています。
今なら可愛い圧倒的ニータンの保護者になれますよ。
良かったら#ミンチャレ で検索してみてください、小さなニータンもありますから』



『相手サポさんとの交流は難しくありません。
圧倒的ニータンが要ればそこに言葉はいらないんです。
自然に相手サポさんと仲良くなれますから』と語る『Aさん』

山口サポさん、トリサポさん、圧倒的ニータンズと一緒に写真を撮りました。

山口サポさん、楽しい時間を共有できたことを本当に感謝しています。
また機会がありましたら宜しくお願いします。
DAZNにも登場しましたね。
「ありがとうございました」


大分サポ以外のサポーターも惹きつける魅力満載のこれ以上ない宣伝ツールである『圧倒的ニータン 』
でも宣伝ツールである前に可愛い自分たちの子供でもあります。
面白いもので子供は子供同士、いつのまにか集まってきます。
今回はお初の圧倒的ニータンが『3ニータン 』

まずは岡山から来てくれた
『ペーター』くん? さん? ちゃん?
『ペーター』はペーターサガンからとりました、と教えていただきました。



次の子は高木駿仕様がカッコいい
『しゅん』くん
この日、皆んなで考えて命名しました。


次の子は
『るーたん 』
「次回からは洋服を着せてきます」と言っていました。


この日圧倒的ニータンズが陣取ったのは端っこの方。
応援の邪魔にならないように、それでいて選手から見えるように(笑)
背もたれがないので苦労しました。
椅子から倒れないように椅子の下からベルトで固定します。

アウェーではホームと違ってそんな苦労もあるのです(笑)


 『10ニータン ズ』
この日はどんどん増えていって最終的には『10ニータン ズ』になりました。

「私たちもその日にならないと何ニータン集まるのか見当もつかないのです」とAさん(笑)


他にも単体で来ていたのでそれ以上の数の圧倒的ニータンがこのスタジアムに来ていた事は間違いありません。

圧倒的ニータンの保護者の皆さん、一緒に応援しませんか?
楽しいですよ。
ホームでもアウェーでも待ってますよ!
いつでもどうぞ!



下さんと吉坂コーチが『今日は何ニータンかな?』的に数えている写真をアップしてくれてるトリサポさんもいました。


それにしてもこの日は平日の水曜日。
ビジターゴール裏はかなり埋まっています。


バクスタにも青ユニが見えるので
かなりの数のトリサポさんがここに来ていることになります。


皆んな仕事はどうしたの?(笑)

もちろん今日は休みを取っていると思いますが明日は仕事・・ですよね?
それなのにアウェーにこの人数。


『やっぱりトリサポは凄い。トリニータ愛に溢れてる』


と自画自賛する"Aさん"でした(笑)
ここで"Aさん"の密着取材を終え、私も試合に没頭することにしました。


.///////////////.

本日のGKは高木と西川。
それにしてもこの日の高木はまさに「神」でした。


キャプテン北斗を先頭に選手がピッチ内練習に出てきました。


無意識に走っているようで実は共通点が(笑)
坂と中川・・・理論派で優等生タイプ(あくまでもイメージなので(笑))


イノケンと藤本・・・宿題を忘れてもケロッとしているタイプ(だから・・・)(笑)


三竿と屋敷・・・まじめで芯が通ってるけど頑固(イメージね、イメージ)(笑)


新太とノム・・・いやもう見ての通り・・がり勉タイプ・・・(震え声) (笑)


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「試合開始」


温度は昼間に比べると下がってきた、とは言うものの台風の影響もあって湿度が高く体に纏わりつくようなベトベト感があります。


2連勝中の両チーム。
3連勝をかけての戦いです。
大分は7試合無敗の熊本、同じく7試合無敗の千葉を破っての2連勝。
今季連勝はあるものの3連勝はまだ無い大分。
上を目指す以上3連勝は必至です。
お互い決定機は作るもののゴールを割ることはできません。


「あわや」という場面では高木が神となってゴールを阻止。
「勝ちたい」気持ちが伝わってきます。


久しぶりに見る「飲水タイム」の文字です。




山口のチャンスになると


後ろの大型ビジョンがオレンジに変わります。
それが気になるのか前で応援していたサポが一斉に後ろを向くので私もついつい向いてしまいます(笑)


なかなかセカンドボールが取れない大分。
大分ボールになっても山口の寄せが早く、ボールを奪われ攻撃される展開が続きます。



徹底してシュートで終わる山口。
同じ2勝同士ですが勢いは山口にあるのを感じます。

開幕から連戦が続き、全員が無理をした結果、怪我人が出て、その怪我人をフォローする為にさらに怪我人が出るという悪循環。


疲労は蓄積するもの。
まだまだ無理は禁物です。


とはいえ、次の試合はすぐにやってきます。
悩ましいものです。


後半、何度か訪れた決定的ピンチも高木の神ビッグセーブで切り抜け無失点。


タフなゲームでした。
勝ちたかったけれどアウェーで勝ち点『1』を取れたことは大きい。
よく引き分けたとポジティブに捉えたいものです。



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『起・承・転・結』

一般的には物語を構成する時に使うとされています。
大分トリニータを一つの物語と捉えると前半のなかなか勝ち点が取れなかった『承』の時期を過ぎ、『転』へと物語が進んだ気がします。



『大分トリニータ物語』


まさに私たちはその物語の中の登場人物。
もちろん主役ではありません。
主役は選手です。



ではこの物語の中で私たちはどんな脇役を演じているのでしょうか?
それは人それぞれです。

脇役であってもセリフがある方が良い、という人がいる一方でセリフは要らないけれど主役は引き立てたい、という人も当然いるでしょうし、目立たない通行人が良いという人もいるかもしれません。


脇役も個性があるキャラだったり無個性のキャラだったりとさまざまなキャラとキャストが必要です。


大勢の人たちで『大分トリニータ』という1つの物語が作られているのです。


それぞれの人たちが重要な役割を持っているのです。


残り17話。
もしかするとそれ以前に『結』があるのか、はたまた17話が終わった後に『結』があるのか。


ハラハラドキドキ。
私たち登場人物にも最後のシナリオは発表されていないのです。


勝ち負けは一つの試合の『結』ではあっても今年1年間に渡る壮大な物語にあっては『転』の中の一つに過ぎません。



1話1話の話に一喜一憂しながら、壮大な物語の結末をあれこれ妄想しつつ自分の『トリニータ物語』の役割を愉しみたいと思っています。


まだまだスペクタルな『転』のあることを期待しながら最後の『結』へ向けて!


頑張れ 大分トリニータ!


頑張れ 大分サポーター!


今節お会いした皆さん!


声をかけていただいた皆さん!


お気遣いいただいた皆さん!


交流していただいた レノファ山口サポの皆さん!




ご一緒した圧倒的ニータンズの保護者の皆さん!

「ありがとうございました!」


最後に!
    
『主人公である選手の心を動かす歯車のような!』


そんな脇役になりたい!
と心から願っています。





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