2021-5-15 第14節(ホーム)大分vs鳥栖1-1 ドロー バトルオブ九州 巻き返せ大分!

2021-05-17 19:48:12 | 大分トリニータ
まずはこれ!
                                         
クラウドファンディング第3弾
『大分トリニータ一致団結プロジェクト』NEXTGOAL


気になってスマホに張り付いていたんですが(笑)5月16日(日)午後5時前。
ついに目標の「8000万円」に到達しました。
      
最終金額は「86,880,000円」
支援数 「4,333件」

(上記最終数値は6月上旬に決定・・大分公式より)

凄いですね。
これぞトリニータ愛。
一致団結です。

支援していただいた皆さん
ありがとうございました!


それにしても、改めてトリサポの底力は凄いわ!

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さて試合。

第14節 ホームに鳥栖を迎えてのバトルオブ九州。
現在4位と開幕から好調の鳥栖。
直近の4試合は3勝1分と負けていない。
間違いなく勝つ気満々で乗り込んできていることだろう。

とはいえこちらもおめおめと白旗を揚げる気持ちは毛頭ない。
レイチェルが言ったように
「チャレンジする姿勢」
これがあれば勝てる!
負ける気持ちはまったくなかった。


しかし先制したのは鳥栖。
山下選手に11分ゴールを決められた。

0-1 鳥栖先制!


前半戦。
試合内容は悪くない。
ただアグレッシブさに欠けた。
シュートが打てる場面でもパスを選択。
1点ビハインドの状況でも打たないのはなぜ?


試合前に行った必勝祈願。
いつもの臼杵福良天満宮の「赤猫 福招き」様。

最近、試合後の選手を観ていて辛くなる事が多かった。
下を向く選手に声をかけれないもどかしさがあった。
お願いをした。

                             
「何か良いことありますように」



「70分 」
髙澤 優也 → 長沢 駿に交代。


「82分」
新太のスローインから始まった。


三竿が受けて北斗に。


その三竿はオーバーラップして相手DFを引きつける



フリーになった北斗がクロスを上げる



長沢の高さを活かしたヘディングシュートが決まった。
今季14試合で5失点とリーグ最小失点を誇る鳥栖のGKでもこれを止めるのは無理だった。


喜ぶ時間を惜しんでセンターサークルに戻る姿に長沢のこの試合にかける想いを感じた。


もちろん今日は抱っこにおんぶの長沢パパはお預け(笑)


指輪にキスするシーンはそのイカツイイメージとは少し離れていて(失礼)好感が持てた。


試合後のインタビューで         
「良い方向に繋げなければいけない」


今日だけじゃなくクラウドファンディングで沢山の方が協力してくれて、サポーターの皆さんも(ドームに)来てくれたり、こういう状態でもボランティアをやってくれる皆さんのために気持ちを背負って戦っていかなくてはならない」



その言葉通り、長沢はセンターサークルまで戻ると振り向きざま大声で叫び


手を叩いてみんなを鼓舞した。

目頭が熱くなった。


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「83分 」
香川 勇気 → 高畑 奎汰
羽田 健人 → 藤本 一輝に交代

その直後、ドリブルで持ち込んだ藤本がペナルティエイア内で


相手選手に倒されPKを得た。
大分逆転のチャンス。

                 
『弾いたら行けよ、弾いたら行けよ』


マスク越しにつぶやく嫁の声が隣から聴こえてくる。


藤本PKの場面。


VARの時間を長く感じた。
ボールを持ちじっと待たされる藤本はもっと長く感じたことだろう。
そしてこの場面で鳥栖の選手交代。
藤本に揺さぶりをかける鳥栖。
この間の取り方が実に巧妙だった。
(鳥栖のフロントやるなぁ)


主審の笛が鳴った。
後ろに1歩、2歩、3歩。
藤本のルーティーンなんだろう。
                     
『弾いたら行けよ、弾いたら行けよ』



途中出場でいきなりの大役。
大卒ルーキーが蹴る初めてのPKだ。
ベテランでも緊張する場面。
当然心臓は喉から飛び出るくらいバクバクしていることだろう。




誰か声をかけたんだろうか?
緊張をといてあげたんだろうか?
いや逆に声をかけた方が緊張するかもしれないし・・・
正解は分からない。


藤本の姿だけをカメラで追った。

・・・・・・・

天を仰ぐ藤本。
止められたことを悟った。



まだ若い選手が勇気を振り絞ってPKを蹴る。
いくらメンタルが強くても止められるかもしれない。
その弾いたボールにどちらが先に行くのかで勝ち点は動く。
ボールにいち早く到達したのは鳥栖だった。

勝負に対してどちらの方がより貪欲だったかを考えた時に、残念だけれど鳥栖の方が上だったと認めざるを得ない。


藤本、何も気にすることはない。
日本のサッカー界の最高峰であるJ1の舞台で現在4位の強豪鳥栖を相手にPKを蹴れる選手はそうそういない。
自分がもぎ取ったPKを誰にも渡さない勇気こそがFWの FWたるメンタルの強さ。

もしかすると悔しくて寝れなかったかもしれないが、その悔しさは自分を大きくする肥やしにきっとなる。
なによりもその前向きな姿勢が評価される。
チャレンジすることが評価される。
失敗を恐れるよりも果敢に挑戦した君を誇りに思う。

トリニータを背負って活躍する姿が今から見えるようだ。
頑張れ、藤本一輝!




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そして落ち込むみんなを手を叩いて鼓舞し


藤本の頭をポンポンと叩き励ました長沢


いつもより余計に大きくたくましく観えた。
やっぱり「長沢パパ」だ!


さらに!

PKを止められた直後のコーナーキックの場面。


先制され、気持ちのどこかで覚悟した80分すぎ、同点になった。
振り出しに戻った。
その直後のPK。
流れは完全に大分。
逆転できるかも、誰もが思った。
それだけにPKを止められた反動は大きかった。
再び流れが変わろうとしていた。


しかしそんな空気を一変させたのが北斗だった。

すぐに切り替え後ろを向き両手を挙げてサポーターを煽った。
この日一番の地響きに似た手拍子で応えるトリサポ!



今、この瞬間何が一番必要なことなのか。
それを一番よく知っている選手なのではないだろうか。

落ち込むサポーターの気持ちを奮い立たせた北斗の煽り。
目立つことをしない物静かな選手が魅せたパフォーマンスは、強烈に心に突き刺さった。

感謝を言うのは変かもしれないが「北斗 ありがとう!」


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試合が終わった。
1-1 ドロー。
藤本に駆け寄るクロちゃんと出番がなかった弓場。


藤本の頭をポンポンと叩いてねぎらった。


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「何か良いことありますように」
試合前にこうお願いした「福招きの赤猫」様。


まさに良いことづくめだった。



まさかの早い失点に愕然とした前半。



開幕からここまで失点がわずかに5とリーグ最少失点の鳥栖。
勝つためには2ゴールが必要になる。


厳しい。
しかし負けるわけにはいかない。


もう守るだけでは負けてしまう。



ゴールをこじ開けたい。


サポーターの想いが乗り移ったような気持ちの入った長沢のヘディングで同点にした。
大分の底力を感じた。



その直後のPK。



止められはしたが若い藤本の挑戦で未来への光を感じ・・


直後のコーナーキックでは北斗の煽りでサポと選手の一体感を感じた


『なにか良いこと』どころではない。


『たくさんの良いこと』づくしの鳥栖戦だった。



試合の翌日、トリサポを始めとする大勢のトリニータを後押しする人たちの力で8000万円の目標を達成した。


トリニータへの愛の深さ、広さを感じた「86,880,000円」
(上記最終数値は6月上旬に決定・・大分公式より)


この勢いに応えるためにも立ち止まってはいけない。
巻き返すだけの勢いは間違いなくある。


今は勝ちたい! 勝ち点3を取りたい。
トリニータに関わるすべての人の想いだろう。
しかし同様に「これ以上負けたくない」という想いも強い
お互いのシュート数は10本づつ
勝ち点2を失ったわけではない、先制され追いついて勝ち点1を奪い取ったのだ。


間違いなく次に繋がる。
繋げなくてはいけない。
                     
頑張ろう 大分トリニータ!!
頑張ろう 大分12番!!


たくさんの良いことがあった最高の1日だった!
























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