2021 自走車中泊遠征夫婦旅・徳島戦(5泊6日)珍道中(その1)愛媛県・下灘駅から香川県・父母ヶ浜へ

2021-03-31 19:55:13 | 2021 自走車中泊遠征夫婦旅・徳島戦
『アクシデントこそが旅の醍醐味』
計画通りに行く旅のなんと味気ないことか!


おお!なんと前向きな言葉でしょう!
そうなんです、旅にアクシデントはつきもの。
要はそのアクシデントをいかに楽しみ、どのように対処していったかという過程こそが大事なのであって、そのアクシデントそのものを責めてはいけない、と私は強く思うのです(笑)

アクシデントという名前の調味料を加え、自分だけの味付けをしてこそ旅の真髄が味わえるというものではないでしょうか!

と、まぁここまで力説すると、勘の良い方は『ははぁ、これはヒロボーさん何かしでかしたな?』と思うかもしれませんが・・・トホホ・・・はい、そのとおりです(笑)

いったい何をやらかしたのでしょうか(笑)

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『自走車中泊・徳島遠征(5泊6日)珍道中(その1)愛媛県・下灘駅から香川県・父母ヶ浜へ』
  
    
2021年3月25日(木) 天気 晴れ 体温36.0℃ 体調良好。

AM7時に自宅を出発し、佐賀関からフェリーに乗り、四国に無事上陸。
いつものジャコテンを買い、いつもの風車を見ながら、海に近い駅で知られている愛媛県・下灘駅に到着したのがAM11時。
                          
「愛媛県伊予市 観光地として有名な無人駅 下灘駅」 




『一度は降りてみたい!日本の美しい無人駅BEST3』に選ばれたこともあるJR下灘駅。



訪れる人が多いと覚悟して行ったのですが、この日は平日とあって観光客はまばらでした。


映画のロケ地としても有名です。
1977年、映画『男はつらいよ 寅次郎と殿様』の冒頭で寅さんが夢から目覚めた場所が、下灘駅のベンチ。



さらに2006年にドラマ『HERO特別編』
2017年にはドラマ『リバース』のロケ地に使われています。

海を背景にポツンと佇むホーム。
まさにフォトジェニックの世界です。


この駅が全国的に有名になったのは、JRの『青春18きっぷ』のポスター。
1998年から3年連続で、下灘駅の様々な風景を切り取った写真が使われました。

2000年の『青春18きっぷ』のキャッチコピーは
                      
「前略、僕は日本のどこかにいます」



いやぁ、胸キュンですね。


私達の旅もここまでは順調そのもの。
久しぶりの旅を満喫しながら嫁との会話も弾みます。

嫁がここだけはどうしても行きたいと言っていた次の観光地『香川県の父母ヶ浜』を目指します。

その途中、五色姫浜公園で昼ごはんを食べるために休憩。


ここで今まで使ったGoPro(ゴープロ・アクションカメラの事)のバッテリーを充電しょうとして、バッグが無いことに気がつきました。

2日前から何度も何度も確認し、出発前夜も出発当日も中身を全部出して確認したバッグ。
なんで無いの?と頭は軽くパニック状態です。
『無いの? 忘れたの? どこに? 何が入っていたの?』と嫁もパニック。

バッグの中身は分かっています。
何十年も飲んでる3種類の薬と最近飲み始めた2種類の薬の合計5種類の薬。
遠征の数日前、かかりつけのお医者さんに『旅に出るので、何かあると困るから』と無理を言って1ヶ月分いただいたばかり。

それと一眼レフ(Canon)のバッテリーチャージャー2個。
さらにGoProのバッテリーチャージャー1個(3個同時に充電可)
四国カルストの星空を撮るための三脚。
スマホの中の動画や写真を自動で転送してくれる「Qubii」
さらにタオマフ、手袋もろもろ。

ひと言で言うと今回の遠征に行くために新しく買ったモノ全部を入れたバッグ一式をどうも家の外に忘れた…らしいのです。
(結論から言うと積み忘れた状態のままありました(笑))

この中で致命的なのが薬。
今まで何十年と飲んできた薬なので飲まないとどんな影響が体に出るのか自分でもよくわかりません。
一瞬、自宅まで帰ろうか、と思いましたがここは愛媛県。

どうしょう?と途方にくれましたが、(クヨクヨ考えても仕方がない。とりあえずこんな時は昼メシを食べてから考えよう)とまずはジャコテンをパンで挟んで、熱いコーヒーを飲んで頭を落ち着かせます。


あー!ジャコテンサンドの美味いこと(やけくそではありません)


その間、嫁は仲間に連絡をして情報収集。
「薬の名前は全国共通。『お薬手帳』があれば大丈夫、いつもと同じ薬を出してくれるって」
と、仲間が調べてくれました。
持つべきものは仲間の皆さん。
ありがとうございます。

「あ~良かった!『お薬手帳』があればなんとかなりそうやし、とりあえず今日は一眼レフとGoProのバッテリーチャージャーの確保やな、試合の写真も四国カルストの星空も撮れんしな』

ということで、観光を後回しにして家電量販店をナビで探します。
おお!エディオンがたくさん出てくるやん。
幸い近くにあるようだし、まずはそこに行こう。

で、走ること15分。
あるにはありましたがエディオンの個人商店さん。
店に入らず、違う場所を探します。
再び走ること10分。
ここもエディオンの個人商店さん。

ダメだこりゃ!
この日はもうやめ!
薬もバッテリーチャージャーも明日に延期です(笑)


南米ボリビアの天空の鏡とも呼ばれる「ウユニ塩湖」のような写真が 撮れると話題の香川県三豊市の父母ヶ浜(ちちぶがはま)を目指します。

一般道で約3時間半。
当然、高速に乗って『香川県三豊市の父母ヶ浜』へGO!

14時20分。
石鎚山PAで休憩。
16時10分。           
『香川県・父母ヶ浜』 
に到着。
夕日に間に合いました。


なんと、広ーい無料駐車場に臨時トイレまでありました。


凄い!優しい!太っ腹!



砂浜自体が広いので人が少なく感じますが、見たところ5~60人ほどでしょうか?



意外と少なく感じましたがそれでも観光客の数は時間を追うごとに多くなります。


若いカップルからシニアカップル。


Instagram(インスタ)女子にTikTok(チィックトック)女子。


その中で頑張る嫁(笑)


理解不能なポーズをアレコレ!





皆さん『映え』を目指してアレコレとポーズをとっているのが分かります。



私も撮り方がだんだん分かってきました。

太陽を捕まえることもできます(笑)



これは知る人ぞ知るドラゴンボール・悟空の「元気玉!」
(少し目を細くして遠ざけるとそれっぽく・・・(笑))



「太陽と波で創る宝石の輝き!」



「未来へジャ~ンプ!」


「手のひらに太陽を!」


私も挑戦!

「沈む夕日をキャッチ!」



気づけば周りにはたくさんの人。

『すいませーん、写真撮ってもらって良いですか?』とカップルにお願いされると、
『どんな感じに撮りましょうか?例えば私たちはこんな感じで・・・おほほほほほ』とスマホを見せ
『わぁ! 凄いですね』の言葉に調子に乗る嫁(笑)


『他にもこ~んな撮り方もあるんですよ、おホホのホ』
『あの〜、普通で・・・お願いします』
そりぁ、そうだろうね(笑)



到着から2時間。


たっぷり楽しみました。


真っ赤に染まりゆく父母ヶ浜の夕暮れ。


沈む直前、夕日は周りの赤さを一段と増します。
海面に映し出される光は「黄色」から「オレンジ」へとその色を変えます。



夕日自身も黄色からオレンジへ!



そして・・・ゆっくりとその姿を消します。




大好きなこの瞬間。
そう、昼でも夜でもない壊れそうな儚さを持った瞬間、マジックアワー!



やがて・・淡いサクラ色が父母ヶ浜を包み込みます。
この日の最後の贈り物。



さぁ移動です。

ここからこの日の車中泊スポットへ。

続きます!
























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