10月12日(月) 天気晴れ
四国旅 7日目を迎えました。
体温36.1度 体調良好。
「UFOライン」
今日は「UFOライン」に向かいます。
もしかして「UFO」というくらいだから「未確認飛行物体」が現れる場所じゃないの?
と思ったあなた、すごい!
そうなんです!
月に数回「UFOを見た」という情報が……な~んて事あるわけないんですけどね(笑)
ここは標高が1300mから1700mあり、天空へと続く人気のドライブコース。
昔は「雄峰(ゆーほー)ライン」と呼ばれていたそうですが「標高が高いのでもしかしたらUFOが現れるかもね」ということでいつの間にか「UFOライン」と呼ばれるようになったそうです。
元々の名前は(町道 瓶ヶ森(かめがもり)線)ですが『UFOライン』の方がわかりやすいですよね。
ただし、その場所に行くまでがかなり大変。
まぁこのナビを観てください。
どうです!
ヘアピンカーブなんて可愛いものではありません、「これでもか」というくらいクネクネと曲がりくねっています。
さらに離合(すれ違い)できる場所も少なく、ガードレールがない場所も多々あります。
「運転にはちょっと自信がない」という方にはおすすめできません。
この道が有名になったのは、俳優の菅田将暉さんと中条あやみさんが出演したCM。
(2018年のトヨタカローラースポーツのCM「気持ちいい日」で使われた絶景ドライブルートがココ! CM動画より)
そんなくねくねした道を通ってたどり着いたのがここ。
トイレがある休憩所。
ここから左に曲がったところからがほんとうのスタートです(笑)
私がこの日を選んだ理由は3つ。
晴れた日であること。
平日であること(離合する車が少ない)
運転する私の体調が良いこと。
この3つが揃わないとかなり危険な道路ということを認識していたほうが良いと思います。
道路は舗装されていますがガードレールはほとんどありません。
トンネルの中は離合(すれ違い)できないので、前から車が来ていないかを必ず確認しましょう。
またトンネルは2個連続だったり、トンネル自体カーブしていて前が確認できなかったりといった場所もあります。
とにかくスピードを出さないことです。
この日は10月12日。
紅葉は山の頂上付近に観ることができました。
曲がりくねった狭い道路をクラクションを鳴らしながら車を走らせると、急に視界が広くなり、その先に観えました!
西日本最高峰の石鎚山を背景に伸びる全長27kmの「UFOライン」
尾根沿いを縫うように走る道路が、まるで天空へと続いているようです。
真っ青な空と白い雲、紅葉が始まった山にまるで光のように真っ直ぐな一本の道。
SNSで観て感動し、どうしても観たかった景色です。
これから一番高いところに登ってみようと思います(笑)
少し広くなったところに車を停め、登ってきました。
先ほど写真を撮った場所を反対側から撮っています。
名前は分かりませんが、花は癒やしてくれますね。
嫁はここで休憩。
私だけさらに上に登っていきます。
紅葉がきれいでした。
晴れた日には石鎚山系はもとより、太平洋まで見渡すことができるダイナミックな景色が続きます。
しばらくなにも考えずボーっとしていたのですが、目の前を通り過ぎていく観光バスで現実に戻りました。
いま来た道を引き返す途中に、もし観光バスが来たら…。
そうとうヤバイ。
悪い勘は当たるものですね。
このあと、観光バスではなかったものの、私より年上のおばあちゃんの運転する車が離合できる広さの場所で止まらずに、お互いのミラーが当たるギリギリまで突っ込んできてバックできずに立ち往生。
私の車のタイヤをガケから外れるギリギリまで寄せてなんとか離合できたものの、かなり肝が冷えました。
(落ちる、落ちると叫ぶ嫁)
事実、ここでは毎年ガケからの転落事故が報告されているそうです。
感動する場所ではありますが「運転にはちょっと自信がない」という方はやめておいたほうが良いかもしれません。
途中で大型車に出会わないことを祈りつつ、さきほど来た道を引き返します。
下まで降りてきたときはホッとしました。
「仁淀ブルーのメッカ にこ淵」
さぁ次は「にこ淵」を目指してレッツゴー!
ナビ通りに走っていくうちに、途中から嫌な予感が…。
山道のくねくね道と離合のできない道。
「UFOラインと変わらんじゃん」とナビに文句を言いつつ車を走らせるものの、目指している場所は「渓谷」
もう腹をくくるしかないよね(笑)
助手席の嫁も今日は朝から「口ナビ」の忙しいこと(笑)
スマホゲームなんかしている余裕はないよ(笑)
12時「にこ淵(にこぶち)」到着!
四国の川といえば「四万十川」と言われるほど全国に有名ですが、最近は「奇跡の清流と呼ばれる仁淀川」もめきめき頭角を現しています。
西日本最高峰の石鎚山から124kmの永い旅を経て土佐湾に至る「仁淀川」
この川の名前が知られるようになったのは、「仁淀ブルー」と称される奇跡的ともいわれるほどの川の美しさです。
その仁淀ブルーのメッカがここ「にこ淵」です。
光の量や角度によって刻一刻と印象を変える「にこ淵」
滝壺全体に日差しが差し込むお昼前後がもっとも「ブルーな時間」といわれています。
(この日の撮影時刻 12時20分)
どうです! この「仁淀ブルー」は!
/////////////////////////////////////////
仁淀川には「仁淀ブルー」を代表する場所が3ヶ所あります。
「にこ淵」と「安居渓谷」と「中津渓谷」です。
3ヶ所それぞれに特徴があります。
まず「にこ淵」は「仁淀ブルーのメッカ」と呼ばれている場所なので一度は行っておきたいところ。
次の「安居渓谷」はその透明度はもちろんですが、水の色が青や緑に変わるというフォトジェニックなスポット「水晶渕」は外せません。
ただ2ヶ所とも途中の道路が狭く少し行きにくい場所です。
そして最後の「中津渓谷」
この「中津渓谷」は次のブログで書くとして、まず「「安居渓谷」にある「水晶渕」を目指して出発!
/////////////////////////////////////////////
「にこ渕」を出発して約1時間。
午後1時30分 「安居渓谷」到着。
まずは右のある「せり割洞穴」の方に行ってみましょう。
「せり割洞穴」
巨石の間を流れる仁淀川のせせらぎを聞きながら歩くと見えてきました、「せり割洞穴」の入り口が。
左手には命より大事な「スマホ」(笑)を片手に、暗い穴を臆せず入っていく嫁。
そこに現れた景色。
川の流れる音は確かにするのに「シーン」と静か。
この不思議な感覚はなんだろう?
というような、そんな私の想いとは関係なくさっさと次に行こうとする嫁(笑)
(はいはい、ピースサインは良いから!)
歩くこと数分。
これです!
「究極の仁淀ブルー」と称される「水晶渕」
水晶淵の水の色は季節や時間帯で青や緑に色を変えます。
まず、次の2枚の写真を見比べていただきたい。
嫁と一緒に撮った「水晶渕」
水の色は「緑」です。
その数分後。
少し角度を変えて撮った「水晶渕」
水の色は「青」に変化しています。
その変化は仁淀川でも最強クラス、といわれています。
太陽の光やわずかな角度でその色を瞬時に変える、不思議で神秘的な場所です。
そしてここまで来たらぜひ観ておきたいのがここ!
「背龍の滝」
水流が少ないので滝の高さは分かりづらいですが約50mほどでしょうか?
この日は狭くて離合のできないくねくね道を走った1日でしたが、次に紹介する「中津渓谷」は「車の運転は苦手だけど仁淀ブルーを観て感動したい」という人に是非観てもらいたい渓谷です。
50分ほど歩きますが、最後に現れる「雨竜の滝」は感動のひとことです。
ということで次回
四国(高知編)自走車中泊10日間の旅(第8日目)中津川渓谷・雨竜の滝に続きます。
四国旅 7日目を迎えました。
体温36.1度 体調良好。
「UFOライン」
今日は「UFOライン」に向かいます。
もしかして「UFO」というくらいだから「未確認飛行物体」が現れる場所じゃないの?
と思ったあなた、すごい!
そうなんです!
月に数回「UFOを見た」という情報が……な~んて事あるわけないんですけどね(笑)
ここは標高が1300mから1700mあり、天空へと続く人気のドライブコース。
昔は「雄峰(ゆーほー)ライン」と呼ばれていたそうですが「標高が高いのでもしかしたらUFOが現れるかもね」ということでいつの間にか「UFOライン」と呼ばれるようになったそうです。
元々の名前は(町道 瓶ヶ森(かめがもり)線)ですが『UFOライン』の方がわかりやすいですよね。
ただし、その場所に行くまでがかなり大変。
まぁこのナビを観てください。
どうです!
ヘアピンカーブなんて可愛いものではありません、「これでもか」というくらいクネクネと曲がりくねっています。
さらに離合(すれ違い)できる場所も少なく、ガードレールがない場所も多々あります。
「運転にはちょっと自信がない」という方にはおすすめできません。
この道が有名になったのは、俳優の菅田将暉さんと中条あやみさんが出演したCM。
(2018年のトヨタカローラースポーツのCM「気持ちいい日」で使われた絶景ドライブルートがココ! CM動画より)
そんなくねくねした道を通ってたどり着いたのがここ。
トイレがある休憩所。
ここから左に曲がったところからがほんとうのスタートです(笑)
私がこの日を選んだ理由は3つ。
晴れた日であること。
平日であること(離合する車が少ない)
運転する私の体調が良いこと。
この3つが揃わないとかなり危険な道路ということを認識していたほうが良いと思います。
道路は舗装されていますがガードレールはほとんどありません。
トンネルの中は離合(すれ違い)できないので、前から車が来ていないかを必ず確認しましょう。
またトンネルは2個連続だったり、トンネル自体カーブしていて前が確認できなかったりといった場所もあります。
とにかくスピードを出さないことです。
この日は10月12日。
紅葉は山の頂上付近に観ることができました。
曲がりくねった狭い道路をクラクションを鳴らしながら車を走らせると、急に視界が広くなり、その先に観えました!
西日本最高峰の石鎚山を背景に伸びる全長27kmの「UFOライン」
尾根沿いを縫うように走る道路が、まるで天空へと続いているようです。
真っ青な空と白い雲、紅葉が始まった山にまるで光のように真っ直ぐな一本の道。
SNSで観て感動し、どうしても観たかった景色です。
これから一番高いところに登ってみようと思います(笑)
少し広くなったところに車を停め、登ってきました。
先ほど写真を撮った場所を反対側から撮っています。
名前は分かりませんが、花は癒やしてくれますね。
嫁はここで休憩。
私だけさらに上に登っていきます。
紅葉がきれいでした。
晴れた日には石鎚山系はもとより、太平洋まで見渡すことができるダイナミックな景色が続きます。
しばらくなにも考えずボーっとしていたのですが、目の前を通り過ぎていく観光バスで現実に戻りました。
いま来た道を引き返す途中に、もし観光バスが来たら…。
そうとうヤバイ。
悪い勘は当たるものですね。
このあと、観光バスではなかったものの、私より年上のおばあちゃんの運転する車が離合できる広さの場所で止まらずに、お互いのミラーが当たるギリギリまで突っ込んできてバックできずに立ち往生。
私の車のタイヤをガケから外れるギリギリまで寄せてなんとか離合できたものの、かなり肝が冷えました。
(落ちる、落ちると叫ぶ嫁)
事実、ここでは毎年ガケからの転落事故が報告されているそうです。
感動する場所ではありますが「運転にはちょっと自信がない」という方はやめておいたほうが良いかもしれません。
途中で大型車に出会わないことを祈りつつ、さきほど来た道を引き返します。
下まで降りてきたときはホッとしました。
「仁淀ブルーのメッカ にこ淵」
さぁ次は「にこ淵」を目指してレッツゴー!
ナビ通りに走っていくうちに、途中から嫌な予感が…。
山道のくねくね道と離合のできない道。
「UFOラインと変わらんじゃん」とナビに文句を言いつつ車を走らせるものの、目指している場所は「渓谷」
もう腹をくくるしかないよね(笑)
助手席の嫁も今日は朝から「口ナビ」の忙しいこと(笑)
スマホゲームなんかしている余裕はないよ(笑)
12時「にこ淵(にこぶち)」到着!
四国の川といえば「四万十川」と言われるほど全国に有名ですが、最近は「奇跡の清流と呼ばれる仁淀川」もめきめき頭角を現しています。
西日本最高峰の石鎚山から124kmの永い旅を経て土佐湾に至る「仁淀川」
この川の名前が知られるようになったのは、「仁淀ブルー」と称される奇跡的ともいわれるほどの川の美しさです。
その仁淀ブルーのメッカがここ「にこ淵」です。
光の量や角度によって刻一刻と印象を変える「にこ淵」
滝壺全体に日差しが差し込むお昼前後がもっとも「ブルーな時間」といわれています。
(この日の撮影時刻 12時20分)
どうです! この「仁淀ブルー」は!
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仁淀川には「仁淀ブルー」を代表する場所が3ヶ所あります。
「にこ淵」と「安居渓谷」と「中津渓谷」です。
3ヶ所それぞれに特徴があります。
まず「にこ淵」は「仁淀ブルーのメッカ」と呼ばれている場所なので一度は行っておきたいところ。
次の「安居渓谷」はその透明度はもちろんですが、水の色が青や緑に変わるというフォトジェニックなスポット「水晶渕」は外せません。
ただ2ヶ所とも途中の道路が狭く少し行きにくい場所です。
そして最後の「中津渓谷」
この「中津渓谷」は次のブログで書くとして、まず「「安居渓谷」にある「水晶渕」を目指して出発!
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「にこ渕」を出発して約1時間。
午後1時30分 「安居渓谷」到着。
まずは右のある「せり割洞穴」の方に行ってみましょう。
「せり割洞穴」
巨石の間を流れる仁淀川のせせらぎを聞きながら歩くと見えてきました、「せり割洞穴」の入り口が。
左手には命より大事な「スマホ」(笑)を片手に、暗い穴を臆せず入っていく嫁。
そこに現れた景色。
川の流れる音は確かにするのに「シーン」と静か。
この不思議な感覚はなんだろう?
というような、そんな私の想いとは関係なくさっさと次に行こうとする嫁(笑)
(はいはい、ピースサインは良いから!)
歩くこと数分。
これです!
「究極の仁淀ブルー」と称される「水晶渕」
水晶淵の水の色は季節や時間帯で青や緑に色を変えます。
まず、次の2枚の写真を見比べていただきたい。
嫁と一緒に撮った「水晶渕」
水の色は「緑」です。
その数分後。
少し角度を変えて撮った「水晶渕」
水の色は「青」に変化しています。
その変化は仁淀川でも最強クラス、といわれています。
太陽の光やわずかな角度でその色を瞬時に変える、不思議で神秘的な場所です。
そしてここまで来たらぜひ観ておきたいのがここ!
「背龍の滝」
水流が少ないので滝の高さは分かりづらいですが約50mほどでしょうか?
この日は狭くて離合のできないくねくね道を走った1日でしたが、次に紹介する「中津渓谷」は「車の運転は苦手だけど仁淀ブルーを観て感動したい」という人に是非観てもらいたい渓谷です。
50分ほど歩きますが、最後に現れる「雨竜の滝」は感動のひとことです。
ということで次回
四国(高知編)自走車中泊10日間の旅(第8日目)中津川渓谷・雨竜の滝に続きます。