京都府木津川市梅谷
地図を見て、それなりに参道が長そうだ、という理由で訪ねてみた神社である。
撮影日時を見てもらえば判るが、撮影してから随分と月日が経ってしまっている。
というのも、その参道の雰囲気が予想以上に素晴らしく、中途半端な時間帯の撮影であったことに納得がいかなかったからである。
その後、本腰を入れて夜明け前から行ってみたりしたものの、狙っていた光には出逢えず、参道の苔も、一度目の時に比べて色褪せていたし、更に紅葉シーズンにも訪ねてみたが、まだ色付いておらず、しかも参道脇には何故か土嚢が積まれていたりして、撮影自体を断念したり・・・。
そんなこんなで、また撮り直しに行こうと思いつつ、三度も行ったので半ば諦めも混じってそのままになっていた。
で、撮影日時が古いということは、撮り直しを諦めたということだけれど、まだちょっと未練が残っていたり・・・。
何の変哲も無い地元の人しか知らない神社と言えるが、苔と参道が好きな私には、思いがけず素敵な風景で迎えてくれた場所である。

車道からY字状に分岐して参道がある。車なら気付かずに通り過ぎてしまいそうな場所だ。
道路の交通量は多く付近の風景も平凡なので、鳥居の先の奥深さは意外なほどに感じる。もう一目見て気に入ってしまった。

参道に入り、鳥居を振り返る。
アスファルトの参道であるが、その表面は苔がびっしりと覆っている。

緑の帯に、陽射しが降り注ぐ。

日が翳れば、ちょっと幽玄な気配も漂う。
ただ、左手は木の間越しにすぐ民家があるし、車の音や犬の鳴き声なども聞こえてきて、ちょっと落ち着けない雰囲気であったりもする。

正面に階段。その上に僅かに拝殿が見えている。

アスファルトの上をコンクリートで補修してあるのか、斑模様を描く人口的な道だが、苔と周りの佇まいが、何とも言えず美しい道に変えてくれている。



鳥居を振り返る。
何だかとても厳かな、特別な道に見えてきた。
これだけ苔生すということは訪れる人も少ないのであろうが、参道両脇の砂地を見れば、きちんと掃き清められている様子が窺える。

拝殿越しに本殿。
階段を上がってすぐに拝殿があるので、拝殿の撮影をするスペースが無い。

狛犬は、普通の犬っぽい風貌。
狛犬の両脇(外側)には神牛も一対。

本殿。

境内社。
背後の斜面には、ウラジロの大きな葉が茂っている。
2万5千分1地形図 奈良
撮影日時 7枚目と社殿 080925 7時半~8時半
上記以外 080731 11時半~12時 3枚目のみ10時頃
駐車場 参道入り口付近にスペースあり
地図
地図を見て、それなりに参道が長そうだ、という理由で訪ねてみた神社である。
撮影日時を見てもらえば判るが、撮影してから随分と月日が経ってしまっている。
というのも、その参道の雰囲気が予想以上に素晴らしく、中途半端な時間帯の撮影であったことに納得がいかなかったからである。
その後、本腰を入れて夜明け前から行ってみたりしたものの、狙っていた光には出逢えず、参道の苔も、一度目の時に比べて色褪せていたし、更に紅葉シーズンにも訪ねてみたが、まだ色付いておらず、しかも参道脇には何故か土嚢が積まれていたりして、撮影自体を断念したり・・・。
そんなこんなで、また撮り直しに行こうと思いつつ、三度も行ったので半ば諦めも混じってそのままになっていた。
で、撮影日時が古いということは、撮り直しを諦めたということだけれど、まだちょっと未練が残っていたり・・・。
何の変哲も無い地元の人しか知らない神社と言えるが、苔と参道が好きな私には、思いがけず素敵な風景で迎えてくれた場所である。

車道からY字状に分岐して参道がある。車なら気付かずに通り過ぎてしまいそうな場所だ。
道路の交通量は多く付近の風景も平凡なので、鳥居の先の奥深さは意外なほどに感じる。もう一目見て気に入ってしまった。

参道に入り、鳥居を振り返る。
アスファルトの参道であるが、その表面は苔がびっしりと覆っている。

緑の帯に、陽射しが降り注ぐ。

日が翳れば、ちょっと幽玄な気配も漂う。
ただ、左手は木の間越しにすぐ民家があるし、車の音や犬の鳴き声なども聞こえてきて、ちょっと落ち着けない雰囲気であったりもする。

正面に階段。その上に僅かに拝殿が見えている。

アスファルトの上をコンクリートで補修してあるのか、斑模様を描く人口的な道だが、苔と周りの佇まいが、何とも言えず美しい道に変えてくれている。



鳥居を振り返る。
何だかとても厳かな、特別な道に見えてきた。
これだけ苔生すということは訪れる人も少ないのであろうが、参道両脇の砂地を見れば、きちんと掃き清められている様子が窺える。

拝殿越しに本殿。
階段を上がってすぐに拝殿があるので、拝殿の撮影をするスペースが無い。

狛犬は、普通の犬っぽい風貌。
狛犬の両脇(外側)には神牛も一対。

本殿。

境内社。
背後の斜面には、ウラジロの大きな葉が茂っている。
2万5千分1地形図 奈良
撮影日時 7枚目と社殿 080925 7時半~8時半
上記以外 080731 11時半~12時 3枚目のみ10時頃
駐車場 参道入り口付近にスペースあり
地図
何度も足を運ばれたのが納得出来る風景です。
なんかわかるような気がします
hiro1jzさんが
納得がいかないような気分でおられること
この場所にはものすごく気が惹かれておられること
それにしても参道の長さにくらべて
社域は狭いのですが
杜としての豊かさは感じられますね
その豊かさが参道の人工物すらも
自然に帰してしまいそうな勢いのようです
たぶん、今ごろの時期が一番美しいでしょうね。
9月に行ったときは、苔が随分と減っていてがっりしました。
行く途中で絶対に渋滞に遭うので、
行きたいのに気が重くて・・・。
>幽黙さん
思いがけず、という要素が、
実際よりも美しい風景を見せてくれた感がありまして、
二回目、三回目と、行く度に感動は小さくなってしまうのですが、
やはり最初の感動を写真に出来たらなぁ、
なんて無駄な足掻きをしてしまいます。
社殿周りはかなり狭いですが、
参道右手は結構な広さがあって、杜といえる空間があります。
ただ、こちらはちょっと手入れがされていないのか、
やや荒れてしまってますが。
ね。こりゃ歩けない参道ですね。これだけ見事なの
なかなかお目にかかれないですよね。
ここの境内は気持ちいいんでしょうね。
おそれいりやの鬼子母神。
八幡さんバッチリですよ。五社掲載ですか!
何処だかいまから楽しみですよ。自分が行った
とこかなぁ?
今年は北陸続きますよ。夏はツレと休みあわない
んで越中に行こうと思っていたんですが悪友が
加賀・能登に行くんですよ。能登の式内みたら
悔しくなって一日増やして能登・越中に強行参拝
になりました。
hiro1jzさんの夏の予定は?
ホント驚くくらい自然に興味のない女の子います
よね。男では、みたことないんですけどね。
でも可愛い女子なら許します。すっかり駄目親父
ですよ。
でもhiro1jzさんは女より風景なはず!
まぁ体力なくても執念あるからhiro1jzさんOK
でしょう。
もっといい写真が撮れるはず、なんて悩んでるうちに、
一年近くが経ってしまいました・・・。
歳をとるごとに、一年が早くなっていくので怖いです(笑
恐れ入りやの鬼子母神、って、地名の入谷とかけているんですよね?
関東では普通に使う言い回しなんでしょうか?
それとも私の周りが使ってないだけで、全国的に使うのかな?
eraさんは越前で何社周られたんでしょう?
5社のうち、2社は既に掲載しましたし、白山は確定してます。
残り2、3社のうち1、2社は式内になると思いますから、
もしかしたら行かれた場所かもです。
夏は北陸ですか。
私は南紀に一回行くつもりですが、
これはまあ海や星空を見てのんびりするのが目的です。
それ以外は比較的近場を周ろうかと。
男でも若い子の中にはけっこういますよ。
特に都会育ちの子は自然に関心無いですし、
セミやコガネムシを怖がって触れないヤツが
私の周りにも何人か・・・。
いやぁ、神社を周っている途中でも、
高校があったりしてミニスカートの集団に出くわし
煩悩に苛まれることもあります(笑
断言してくださったのにスイマセン・・・。
もしれませんね。
そうそうツレが舞鶴の大川神社がhiro1jzさんの
好みじゃないかなってメール来ましたよ。参拝
しています?
京都の神社というより奈良の神社ぽい印象です。
この朱の社殿の印象のせいかな?個人的には充分
素敵な写真なんですけどね。これいじょうに現物
は素敵なんですか?あとは想像つかないです。
越前市周辺は十一社です。おまけで敦賀で二社だ
ったんですよ。
自分の予想では舟津は掲載じゃないですか?
いやぁ福井は良いですね。メロメロですよ。
まぁ煩悩にまさるものなしということで・・・
最近は辺境の神社に行くから人にあうことが
ないです。参拝のときに女子高生とかは、たま
らんですね。
あ~武蔵の一宮に行く直前に見た女子高生に
ついて行きたくなったことありました。神社
より女子高生。。。これもはや常識ですね。
意味が通じなくなりますもんね。
舞鶴の大川神社って、以前にアップしたところとは別のでしょうか?
もうこの辺りは奈良文化圏ですね。
県境まで2キロ無いですし。
現地でも光の状態次第で印象は大きく変わると思います。
参道の向きなどから考えて、もっといい光に出会えるはず、
と思っているんですが・・・。
十一社というのはeraさんにしては少なめでは?
やはり大瀧で時間を取っているからですね。
舟津は掲載を迷ってたんですが、ボツにしようかと・・・。
参道はそれなりに撮れたんですけど、
社殿周りがダメダメでして・・・。
以前、余所者が滅多に来ないような山里の神社に行ったとき、
向かいから高校生が歩いてきて、直進の予定が思わず右の道に入ってしまいました。
なんで逃げるんだ俺? とか思いつつ(笑
ただ、私も朝は撮影に力を入れる場所に長くいるので、
そういった魅力的な方々と出会うことは殆ど無く、
煩悩に悩まされることもあまり無いです(笑
今度出かけてみます。
ここは梅雨明け頃が最も苔が美しいので、
7月下旬がお奨めです。
紅葉は、ちょっと冴えないかも知れませんし、
色づくのはかなり遅いです。