奈良県奈良市邑地町
奈良の神社に行こうかと思い立てば、普通は奈良市街、あるいは奈良盆地に目が行くのだろうけれど、私は例によって、山間部の地形図に目を凝らす。
奈良市東部の山中に、布目ダムという中規模のダムがある。その下流、布目川の右岸に、民家から離れて神社記号がある。
ネットの地図で、水越神社という名称であることが判り、その名前から更に調べると、巨木関連サイトで「水越神社のスギ」として紹介されるほどの大木があることが判った。
社叢林は奈良市の天然記念物にも指定されているようで、こうなるともう行かずにはおれない。
大して山深いところではないし、神社前は「水越神社前」というバス停だったりするが、時刻表を見ればバスは1日1本のみ。
木々は豊かで、静かでのんびりとしたところである。
布目川に架かる橋の向こうに神社入り口。
境内が川縁より低くなっているので、鳥居も低く見える。
民家からは離れているし、紹介されることも少ない神社だが、良く手入れされた綺麗な参道が真っ直ぐ伸びている。
一の鳥居をくぐり抜けると、木々のせいか、空気の色合いが変わったように感じられる。
上手く説明できないのだけど、外では光と空気がぶつかり合っているような感じなのに、境内では溶け合っているというか、写真を撮っても、素直に写ってくれるのだ。
参道を横から見る。
湿度が高いという意味ではなく、とても潤いのある空気感だ。
二の鳥居の右、舞殿の背後に、杉の巨木が見えてくる。
そして重なり合った鳥居と社殿の奥に、本殿の朱色がちらりと顔を覗かせる。
二の鳥居と舞殿。
舞殿の右から、拝殿と杉の巨木。
本殿をすっきりと見通せる場所がなく・・・。
ここから見ると、大木は三本あることが判る。
本殿の右手に回り込むと、木の柵越しに真横から見られる場所があった。
鮮やかな朱塗りと、淡く光を反射する檜皮葺の屋根が美しかった。
2万5千分1地形図 柳生
撮影日時 090522 10時10分~11時
駐車場 橋の近くにスペースあり
地図
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色々検索しておりましたら
ここにたどり着きました。
とても興味深い記事を書かれていますね。
私の知り合いでこういった活動をされている方がおられます。
とても学びになる事を書かれているので、よければ是非、覗きに来てくださいね。
↓
http://hakuchu.blog58.fc2.com/
すべての気配が
等しく混じり合っていると
hiro1jzさんが
感じられたのが
わかるような感じです
それにしても
これほどに赤い社殿なのに
しっくりと溶け込んでいるのも
気配の均一感故でしょうか
しかしまあ
なんとも美しく保たれた境内で
氏子さん方が
杜を愛しておられる感じが
画面から伝わってきて
なんともありがたいことです
ここは歴史的なことには殆ど触れておりませんし、
各地の神社を訪れての拙い感想を述べているだけです。
自然と神社という空間が持つ風景を、
単純に、素直に美しいと思い、
そういった風景に多くの人が親しんでくれたら、
という気持ちでやっております。
ですから、極力、宗教、思想的なことには触れていません。
初回の書き込みで、記事内容と直接関わりの無いリンク先が貼られているという点から、
多分に広報的な意味合いかとも考えましたが、
いちおう上記のような主旨でやっております、
ということをレスとさせていただきます。
ご理解ください。
>幽黙さん
最近、人の手って大事だなぁ、
なんて改めて思ったりしてます。
というのも、ここもそうなんですが、
先日訪れた赤目四十八滝なんかも、
流れに溜まった倒木や枯れ枝は、恐らく除去されているでしょうし、
見苦しい雑草や、張り出しすぎた枝なんかも刈られていると思うんですよね。
原生林は別として、人が接する範囲の自然は、
やはりある程度は人が面倒をみないと、荒れていってしまう。
それは何も、人視点による美観の面だけでなく、
生物相の多様性の面からも言えることで、
水田や里山の豊かさが、それを物語っています。
ここの境内も、昔の私なら、手入れされ過ぎと感じたと思いますが、
今は、これも一つの美しいあり方だと思うようになりました。
あ、でも、もうちょっと放置されてるほうがいいかな(笑
けど氏子さんの愛が感じとれますね。
それに、この参道の奥に目が覚める朱!これ見事
ですね。木も素敵ですが風景にとけあった社殿に
目がいきますね。
社長が一言「もう遅い諦めろ」いじょうです。
三月まで辛抱です。。。市ねと言われている
感じです。
あの八幡は素敵なのが伝わってきます。御朱印な
いのを幸いに朝早くに参拝ラッキーです。
総社は悪友が参拝したら宮司さんのママがいまして
なんでも仏教系の新興宗教の二団体が物凄く参拝
するらしいんですよ。そこででてきた発言が
「あの人たちが、うちの神様盗もうとしてるぅ。
どうしたらいいんでしょう」だったそうです。
他にも他人に喋ったことない話をたくさん聞かされ
たそうです。
さすがにYOUTUBEで赤城のホームビデオを
探す勇気ないです。ホントあらわれて欲しいです。
丹倉神社は雰囲気あるし、まわりも何もないん
ですね。。。山奥っぽいですね。一人ポツンと
歩くと心理状態によっては・・・ですね。
でも、それくらいの社はハズレないですよね。
今日は休み返上で講習とテストしてきましたが
今週福井でぇ~す。
私の場合、あまり手入れが良かったりすると落ち着けないこともあるのですが、
ここは民家も離れているし、程よく木々も茂っているので
とても落ち着ける環境でした。
おっしゃるように、目の覚める朱の社殿が参道の奥に見えると、
何となくときめくような感覚になります。
んー、諦めるしかないですか・・・。
というか、個人で法人化されてるんですかね?
会計士なんて普段は「先生」なんて呼ばなきゃならないのに、
致命的なミスをされちゃかないませんね。
経理時代の愚痴が・・・(笑
明日、行かれるんですよね?
というか奈良も!?
ってことは、越前は一日だけなんでしょうか。
総社さん大変ですねぇ(笑
意図した方向性とは異なる信仰形態で迫られると、
どう対処していいのやら。
丹倉ではそういう雰囲気を味わったものの、
基本的に、あの辺りの神様は優しいのだと、
勝手に思ってます(笑
というか、あの辺りの人達は、
神様が喜ぶから参ってあげて、というような対応をよくされるんです。
頼ってくる人間が、神様にとっては可愛いのだというような話も聞いたことがあります。
祀られている神が何であれ、地方によってその位置付けは異なるんでしょうね。
講習とテスト? 不動産関係のですか?
先生に宜しか場所あるよって報告出来ると思ったら、やっぱり訪問済み・・・
で、宜しいのはいいのですけど、ちと報告です。
先生が参拝された時にはあったのが今回は”無い”のです!!!
拝殿向かって左の大杉が(御神木)無いのです。
僕が参拝時に偶然神主さんが来られて(と言うかセンサーか何かあるのか僕が行った時無人だったのだけれど少したったら神主さんが来られた。怪しいと思われたと感じたのは間違い無い!!!だって最後車で尾行されましたもん数百M・・)
神主さんによると去年の9月30日(と言っておられた。)の雷により倒木。拝殿も損傷との事。
で、拝殿の屋根の銅葺きがあらたに。
倒れてましたけど”魅了”されました。ここ。
再訪したいくらいですが、あの木、無くなったんですか!?
うーん、他の神社でも、私が撮ったときなあった木が失われたところがあったりして、
そういう話を聞くと寂しいです・・・。
まあ最近、仏像が盗まれたりとか多いですから・・・
とはいえ、気分のいいもんじゃないですよね。
私も今まで何度、地元の方に訝しげな視線を向けられたことか・・・。
神主さんや地元の人の対応で、その地方や神社の印象が変わっちゃうことも多いですが、
魅了されたなら良かったです。
確かにいい神社ですもんね。