a journal of sociology

社会理論・現代思想を主に研究する今野晃のblog。業績については、右下にあるカテゴリーの「論文・業績」から

文法主義?

2010年03月06日 | 言語
 今回も言語についての話。

 いろいろなブログを読んでいて、語学「教育」に関するブログを見つけた。現在の会話重視教育について反論しつつ、正しい正確な外国語の必要性を説き、文法の重要性を説いた大変興味深い文章である。もし興味がある方はこちら


 私も、自分の留学の際には、文章を書く能力の必要性に大いに苦しめられた経験がある。また、現地の仏語を母語として操る人(友人ですが)の文章力にも大いに悩まされた。その経験からすると、細かいニュアンスを使い分けるためには、文法に事細かに精通している必要があると思う。ちょっとニュアンスが違うだけで、大いに意味が異なってくる表現というのは多くあり、そうした事例に精通していることは決した無駄ではない。

 ただ、文章力こそが重視される領域があることも事実だが(そして私自身そういう領域に身を置いていたわけだが)、語学教育については、ちょっと違う見方をする必要もあるかもしれない。それについては、次回以降に話しするとして、やはり文法は重要で、そしてこだわり出すときりがないのも事実であるヽ(´・`)ノフッ…(笑)。


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