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社会理論・現代思想を主に研究する今野晃のblog。業績については、右下にあるカテゴリーの「論文・業績」から

映画『ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期』

2018年09月18日 | 映画
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 映画『ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期』を観たので、それについて。

 この映画、多分、ブリジット・ジョーンズシリーズの第三作になると思う。

 私が仏に留学した際、第一作目があちらで大々的に宣伝されていた記憶がある。その印象が強かったからか、以後、第二作を観て、それから第三作も今回観るに至った。

 全二作で、二枚目の恋の敵役を演じていたヒュー・グラントは出演せず。ただ、続編を匂わせる部分もあり、その辺は、この映画シリーズのファンには楽しみだろうと思う。私自身は、「もういいかな?」と少し思ったりもするが。

 今回の映画では、ヒュー・グラントのかわりに、IT起業家で億万長者の役を演じるパトリック・デンプシーが入るわけだが、映画冒頭の導入部分(パトリック・デンプシーが、ブリジットにいかに関わってくるかのストーリー)を観ていて、あまり面白い映画の予感がしなかった。

 ただ、そこを乗り越えてしまえば、この映画を楽しみたい人は楽しく見れるのではないかと思う。

 ちょっと甘めの評価だが、冒頭部分は凡庸だが、それ以後はソコソコ楽しめた、というのが私の感想である。

 シリーズ第三作目を迎えて、主人公達の設定も成長しているわけだが、その成長に合わせた主題や背景をいかに盛り込むかが大事になってくると思うのだが、リストラや会社の身売りや、主人公ブリジットの妊娠がこれにあたる。

 まあ、ありがちなやり方だけれど、それをうまく盛り込んでいるので、楽しむ映画としては良いと思う。

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