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仏語参考書について5:白水社ラルース仏和辞典

2010年08月03日 | 言語
白水社ラルース仏和辞典
三宅 徳嘉,フランス ドルヌ
白水社

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 今日もお薦めの仏語参考書について。といっても、今日はある辞典について。

 この白水社ラルース辞典は、第二言語としてフランス語を習得しようとする人に向けられて書かれたラルースの辞典を翻訳したもの。収録語数は少ないが(たしか、4千だったか8千だったか)、一語一語への解説が、充実している。とりわけ、フランス語を話したり書いたりしなければならない人には、調べた語が、どういう文脈であれば使えるのか、がしっかり解説されている。

 ということで、私も、今でもこの辞典は、「語学の勉強」の際に使っている。収録語数が少ないので、何かを読むときに使うというのは中々難しかったりする(すぐに載っていない語にぶつかる)、普段何かを読むときに使うと、他の本も引かねばならなく、二度手間になる。だから私は語学の鍛錬のときに使用。
 ただ、、、しかし、実際のところは、この辞典がどれだけ効果的かは、私には分かりかねるところでもある。というのも、私がこの辞典を使い出したのは、留学から帰国してのことだから。
 仏留学時は、下の辞典を使っていた。

Lexis Larousse de la langue francaise

 大辞典である分、一語ごとの解説は決して多くないが、でも収録されている語数は十分です。白水社ラルースと同じ編集方針で編纂されたもの(引き継がれたもの)らしい。

 実際のところは、本ばかりに頼るのではなく、フランス人との会話の中で、いろいろ学ぶのが一番だと思うのだが、 そうはいっても、なかなかそういう機会に恵まれない人たちもいる。私の場合は苦肉の策として文法書や辞書をひっくり返しまくっていた。そのときの話は別の機会にでも。


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