ひかり薬局ブログ 『a・honto!?』

ひかり薬局で起きるいろんな出来事と 管理薬剤師 光田の日々の思い♪

聞こえの相談会

2008年10月30日 | ひかり薬局の出来事

Peve_033  きょうは、補聴器のシンコムさんから専門のアドバイザー湯浅さんに来店頂いて、12時から18時まで『聞こえの相談会』を開催しました。今回、私が強く感じたのは、本当に補聴器がないと聞こえないような状態になってしまうと、補聴器は使えないということ。今まではご家族に連れられて、ほとんど聞こえない高齢の方の相談が多かったのですが、どんなに湯浅さんが一生懸命説明しても、まず聞こえていないし、聞こえないことに慣れると、補聴器の存在が邪魔に感じて使えなくなるようです。今回は、一部聞こえない音域があっても、普段の生活は補聴器が無くても、今のところは大丈夫という方が多く、「完全に聞こえにくくなる前に、少しずつ始めよう」という感じでご自分で納得して、注文をされていました。こういうパターンが良いですね。毎日、骨盤調整ソファに来られる84歳の男性も、「自分ではしっかり聞こえていると思うが、念のために調べてもらおう」と検査されました。すると、立派に全周波数聞こえておられました。補聴器はまだ不要とのこと。ただ、全体的に少しづつ聞こえる程度が落ちているので、経過を調べつつ、必要になったらつくりましょうとのこと。こういう感じが良いですね。湯浅さんが、お客様に説明されている話を一緒に聞いていると、私自身参考になります。「聞こえていない事に本人が気づくのは、かなり症状が進んでから。誰も、あなたは聞こえていないですよとは教えてくれない。また教えにくいもの。」「胸の前で、両手の平をこすって、その擦りあう音が聞こえなくなったら要注意」などなど。そうそう、インシュリン注射のアラーム音が聞こえにくくなって危ないと、お嫁さんから相談のあった方も湯浅さんにしっかりチェックしてもらいました。近々、大きくする周波数の調整できるデジタル補聴器をつくられることと思います。よかったです。開催してよかった♪


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