今年は「日本におけるドイツ年」に当たり、世界遺産の博物館島の
えりすぐりの逸品約160点が東京国立博物館で開催されています。
朝日新聞のホームページ・アスパラクラブから休館日を利用した
特別内覧会に招待されました。時間を区切っての入場で混乱も無く
ゆったり心行くまで鑑賞することが出来て感銘の一日でした。
旧東ベルリンのシュプレー川中洲に、プロイセン王室の美術コレクション
を一般公開するために1830年に建立され、100年の歳月を掛けて
古代から近代までの美術作品が5つの建造物に所蔵された、島全体が
博物館と言う比類ない殿堂の誕生でした。
私の印象的な数点とすれば ティイ王妃頭部の写実性・何度見ても
感動的なライオンの装飾煉瓦壁(砕けたレンガ片をジクゾウパズルの
ように組み合わせた)・美しい彩色のパシグのミイラマスク・ラファエロ
のコロンナの聖母・ボッテチェリのビーナス。