花水木の独り言

庭の大きなハナミズキの、白い蝶のような花びらや、真紅の葉に気持ちを託して・・徒然なるままにキーを打ちました。

あなたの地元の「地の物」を教えてください

2007-09-26 | TBの練習
                           【 サフィニア 】


今週のgooの質問です。「地の物」とはその土地その土地で食べられているものと解説されています。

郷里の食べ物に、「瀬戸貝」の懐かしい記憶があります。 山口県「大畠の瀬戸」と言う海流の速い所に生息していて、此処十数年帰郷しても食べた事が無く忘れていましたが、東京に住んでいる同郷の友人に取り寄せてもらった事を思い出して書いています。

二枚貝で手のひら一杯にもなる大きさで、ぬたあえ・酢の物・煮貝にしても良く、紛れも無く「地の物」です。   

黒斑山 へ

2007-09-22 | 登山
                         【黒斑山 (浅間山塊)】

小諸市の北方 浅間山の3キロ西方に黒斑山(2404m)はあります。

浅間山は噴煙をたなびかせて私も幾度と無く眺望した山ですが、今回ほど真近に眺めたことはありませんでした。堂々と大きく 雲を纏い威厳に満ちていました。
遠く南の雲海に富士山と対峙していることに気付いた時は呆然となってしまいました。

【浅間山の雄姿】


富士山は登るより眺めたい山。浅間山も同じ思いです。黒斑山は格好の山なのかもしれません。
しかし登るほどにこの山の良さを堪能することが出来たのです。
車山峠から表コースに入りましたが、沢山の花々の歓迎に会いました。

【シラタマノキ】

     【マツムシソウ】
     
          【ウスユキソウ】
          
               【ゴゼンタチバナ】
               
【ハクサンボウフウ】

     【ハクサンオミナエシ】
     
          【ヤマアザミ】
          
               【ミヤマアキノキリンソウ】
               
【ヤマハハコ】

          【オヤマリンドウ】
          
               【イワインチン】
               

表コースの終点に赤銅色のシェルターがどっしりと置かれていました。浅間山の噴火に備えたもの・・危険と隣り合わせの登山であることを思い起こさせます。

此処から大変なガレ場を登ってトーミの頭(カシラ)に至ります。この道程で忽然と浅間山が巨大な姿を現したのです。天空は真っ青 早朝の雨模様がウソのようでした。岩を積み上げたような所でお弁当でした。
ブロッケン現象や虹も現れたらしい(見えた人 見えない人)とこもごもでした。

【トーミの頭に至るガレ場】



黒斑山を往復して、中コースを一気に下り、温泉で汗を流し次を約して良き一日に感謝したのでした。

日光 へ

2007-09-17 | Weblog
                            【中禅寺湖の夕景】

宇都宮にいる息子に誘われていて、三連休の初日に小旅行に出かけてきました。
横浜から2時間で行けるのですから・・・お昼時に合わせて趣向を凝らした料亭のお食事を頂き、1時間半で中禅寺湖畔のホテル到着も渋滞も無く快適でした。

一昨年の日光高山登山以来でしたが、トウゴクミツバツツジやシロヤシオツツジを透かして中禅寺湖を眼下にした時の感動が蘇って来ました。

湖の波を身近に語らえば皆んな詩人になっちゃうかも・・・
     

子供たちは元気に波に乗って・・・
 
    
湖の反対側に行って見ましょう。木の実が落ちていましたよ。
     

男体山は初日は雲に巻かれていましたが翌日のホテルからの雄姿です。
 

別館でのディナー。本館でのビュッフェ風の朝食でこの日もいいお天気が予想されました。
夫と息子はお話が尽きないようなので、私はお嫁さんと一緒に光徳牧場に行くことにしました。クルマで10分チョト 11時のチェックアウトに間に合わせなければ成りません。

光徳牧場は水楢の林に囲まれていて、マツボックリが無数に落ちていました。


遠く広い牧場の片隅で牛たちは放牧されていました。 
         

牧場の柵沿いに歩いていると、草花が咲いていることに気付きました。
【ミズタマソウ】


     【ゲンノショウコ】
     

          【キンミズヒキ】
          

               【コスモス】
               

柵沿いに暫く歩いて直角に左に歩を進めると、せせらぎに出会います。光徳沼です。ああ!【梅花藻】 が咲いているではありませんか。美しい水でないと生育できない植物なのです。


光徳沼とありますが流れていて川のようです。なんと言う素晴らしい場所でしょう!私にとって『大切な風景』として心に残ることになりそうです。

名残惜しくも此処で引き返してアイスクリームを食べなければなりません。取れ立ての牛乳もそれで出来ているアイスクリームも天下一品の美味しさなのですから。

観光地なのに観光らしいことをしない、こんなゆったりとした時の流れに身を置く心地よさを企画してくれた息子達よ、本当に有難う!             


  

鎌倉の史跡めぐり 『江ノ島』

2007-09-12 | 鎌倉の四季
             【瑞心門を潜り 江島神社御祭神巡りのはじまり】

今回 『小泉八雲が見た明治の江ノ島』 と言う企画に参加してまいりました。 

アメリカでジャーナリストとして活躍していたラフカディオ・ハーンは明治23年4月4日雑誌社の記者として横浜に上陸しました。
横浜から大船まで汽車に乗り人力車を雇い、鎌倉から江ノ島までの紀行文を記して「何もかもが言いようも無く愉快でならない」と書き出しています。鎌倉の寺院(割愛)は長谷寺を最後に海岸に出ます。「樹木に覆われた島」が海上に見えた時あれが「江ノ島だ!」

 『知られざる 日本の面影 江ノ島行脚 小泉八雲』著 昭和30年発刊   みすず書房より

小泉八雲の「江ノ島行脚」に沿って、私たちも歩を進めました。
江島神社の御祭神は、天照大神が須佐男命と誓約して生まれた三人姉妹の女神達なのです。低い所から順番に「辺津宮」「中津宮」「奥津宮」と登ります。

【辺津宮】源実朝の創建で「弁天堂」が併設されていて弁才天が祀られ、鎌倉時代は戦勝祈願を、江戸時代には芸能・音楽の上達信仰の対象になりました。 


【中津宮】商人や歌舞伎界からの信仰熱いものがありました。


【奥津宮】源頼朝よって鳥居が奉納され、山門の天井画「八方睨みの亀」が有名で、何処から見てもこちらを睨んでいるように見えると言われています。原画の作者は酒井抱一。


芸能上達・財宝福徳・良縁成就をはじめ諸々のご利益があるということで、多くの参詣者で賑わいました。
北条時政は参篭して、龍のミツウロコを授けられて家紋としました。
又宇陀天皇は蒙古軍を撃ち退けたお礼として、江島大明神の勅額を奉納しました。
このように朝廷及び武将をはじめ庶民の信仰篤く、江戸時代ともなると江ノ島詣では大変な賑わいを見せました。

奥津宮は岩屋のご本尊のお旅所で夏季の避暑地でもあります。
この岩屋は奥津宮から石段を下って波打ち際に、竜穴がありそこに神様を祀ったことが江島神社の始まりであったとされています。残念なことに先日の台風でこの岩屋は閉鎖されていました。
波荒く弧線橋は壊れていました。



最後に小泉八雲にはお見せできなかった風景を一つ。
対岸は鎌倉です。




あなたにとって「ブログ」って何?

2007-09-04 | TBの練習
                      【ルリマツリ '07 9 3 撮】

私にとって「ブログ」とは、とても楽しみなものです。

ブログを始めて2年半。晩年にこんな楽しみに出会えるなんてなんと言う幸運でしょう!

未だカメラも未熟、ある技術を習得したいのですがまだ果たせていません。記憶が不確かになって来つつある今 記録する意味もありますし、植物の名前を調べて書き記しておく事も楽しみになっています。